強化、弱化、好子、嫌子の4つの枠組みの組み合わせによって、ABA(応用行動分析学)の行動原理は成り立っている。
そのことについて、榎本氏は次のように述べる。榎本氏の著書からの引用は第37回目である。
【引用はじめ】
4つのキーワードの組み合わせによる、行動の4パターンの原則が分析できるようになると、人の行動の見方は180度変わります。いままでは、「やる気がないから手伝わないんだ」とか、「すぐに仕事を振るタイプだ」などのように、内面を原因にしていたり、レッテルを貼ったりして、個人を攻撃していたかもしれません。
これが、科学的な原理原則に則って、こんなしくみで行動するようになったとか、行動しなくなったというように見えてきます。どうして、行動するのか、しないのか、がパッと分析できるようになるのです。
榎本あつし著「自律型社員を育てる〖ABAマネジメント〗」2017年(アニモ出版刊) p.53~p.54
【引用終わり】
4つのキーワードをまず理解する。「強化」、「弱化」、「好子」、「嫌子」の4つを知ろう。次は、それを組み合わせた「行動の4パターン」だ。好子と嫌子が出現するか、消失するかによって、強化されるか、弱化されるかとなる。それが次のとおりだ。
- 好子出現による強化
- 嫌子消失による強化
- 嫌子出現による弱化
- 好子消失による弱化 ちょっと違った話題で申し訳ない。本ブログが8月4日(水)に投稿されて以来、今の8月8日(日)まで更新されなかった。それは、ネットが接続できないというトラブルが生じたからである。さまざま試みてもダメ。そこで、「パソコン工房」で診てもらった。ようやく、ネットにつながった。ただ、原因はなんだったか分からずじまい。また、同じようなトラブルになったら困るなあ。
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