ABC分析は、先行条件(A)→行動(B)→結果(C)の流れで考える。それによって、行動がどのように変わるかを明らかにするのである。
そのことについて、榎本氏は次のように述べる。榎本氏の著書からの引用は第52回目である。
【引用はじめ】
人の行動は、「きっかけ」で引き起こすことができ、「フィードバック」で自分から繰り返すようになっていくものです。
この「きっかけ」と「フィードバック」を考えて、行動が引き起こされ、そして繰り返されるようにするには、どこをどのように変えていけばよいのかを、職場の問題として考え、実施していくことが大切です。
榎本あつし著「自律型社員を育てる〖ABAマネジメント〗」2017年(アニモ出版刊) p.67~p.68
【引用終わり】
ABC分析では、先行条件(A)が「きっかけ」であり、結果(C)が「フィードバック」である。
行動(B)は、先行条件(A)の「きっかけ」によって引き起こされ、結果(C)の「フィードバック」によって繰り返されるのである。
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