行動の直後に、好子(良い刺激)が出現するか、嫌子(悪い刺激)が出現するかによって、強化されたり、弱化されたりする。
そのことについて、榎本氏は次のように述べる。榎本氏の著書からの引用は第33回目である。
【引用はじめ】
強化の例として、次の場合がある。
「カフェで」⇒「パンケーキを食べる」⇒「とても美味しかった」 「美味しかった」という刺激が、「好子」である。これを「好子出現による強化」と言います。
弱化の例としては、次の場合がある。
「カフェで」⇒「パンケーキを食べる」⇒「とてもまずかった」 「とてもまずかった」という刺激が、「嫌子」である。「嫌子出現による弱化」と言います。
榎本あつし著「自律型社員を育てる〖ABAマネジメント〗」2017年(アニモ出版刊) p.49~p.50
【引用終わり】
パンケーキを食べたら、「とても美味しかった」となれば、パンケーキを食べることが「強化」される。「とても美味しかった」というのが「好子」である。これが、「好子出現による強化」の例である。
逆に、パンケーキを食べたら、「とてもまずかった」となれば、パンケーキを食べることが「弱化」される。「とてもまずかった」というのが「嫌子」である。これが、「嫌子出現による弱化」の例である。
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