2023年2月28日火曜日

【利用者向け456】2月も最終日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年2月28日 火曜日(かようび)。

 2月も 最終日(さいしゅうび)です。

 令和(れいわ)5年 2023年も 2か月が過(す)ぎようとしています。

 3月なれば 令和(れいわ)4年度(ねんど)の 最終年度(さいしゅうねんど)です。

 令和(れいわ)4年度(ねんど) 最後(さいご)の月(つき)になります。

 3月8日が 「さくらんぼ市(いち)」。

 3月25日は 「食事会(しょくじかい)」です。

 どんな メニューが 準備(じゅんび)されるかなあ。

 すごく 楽(たの)しみ。

 そして 3月31日 「終業式(しゅうぎょうしき)」と「ボーナス支給日(しきゅうび)」と 

 なります。

 3月も 充実(じゅうじつ)した 1か月にしましょう。 

挨拶しても無視していた

 部下は、上司に出会うと何となく気落ちしてしまう。どうしても避けたがる。そうなると、元気のない挨拶になってしまう。上司はそれにあまり気付かない。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第345回目となる。

【引用はじめ】

  • 上司と部下を観察した結果をABC分析すると、次のようになります。
  • 【A:先行条件】上司をみかけたときに→【B:行動】挨拶すると→【C:結果】嫌なことはあっても良いことはない
  • 結果についてより具体的に言えば、挨拶をしても無視されることが良くあります。
  • 無視されるということは、行動の前後でにも変わらないというですから、消去が行われていることになります。
  • 上司にしてみれば、「部下が上司に挨拶するのは当たり前、それに対してなにもしてやる必要などない」と考えていました。       

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.113~p.114

【引用おわり】

 部下の挨拶に対しては、上司はそんなの当たり前と考えている。それに元気のない挨拶だからなおさら。部下は上司への挨拶が無視され、消去されている状況なのだ。部下は上司への挨拶もしなくなってくる。

2023年2月27日月曜日

【利用者向け455】肘折地面出し競争

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年2月27日 月曜日(げつようび)。

 昨日(きのう) 大蔵村(おおくらむら)肘折(ひじおり)で

 「地面出(じめんだ)し競争(きょうそう)WORLD(わーるど) CUP(かっぷ) IN(いん) 肘折」が

 ありました。

 積雪(せきせつ) 290センチの ところを スコップで地面(じめん)まで

 掘(ほ)り進(すす)める競争(きょうそう)です。

 今年(ことし)で 14回目(かいめ)の 大会(たいかい)。

 県内外(けんないがい)から 41チームが 参加(さんか)しました。

 6人(にん)一組(ひとくみ)で チームをつくって スコップとスノーダンプを使(つか)って 

 地面(じめん)まで 掘(ほ)り進(すす)める競争(きょうそう)でした。

 「がんばれー」とすごい声援(せいえん)の中(なか) 大変(たいへん)な

 盛(も)り上(あ)がりでした。

 雪国(ゆきぐに)ならではの おもしろい大会(たいかい)になりました。 

挨拶しない理由を分析する

 部下が覇気がなく、上司に対して挨拶もきちんとしないのはなぜか。それを、行動分析的に把握してみるとどうなるか。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第344回目となる。

【引用はじめ】

  • 行動分析学の基本                                1. 「問題を行動的に解釈する」                         2. 「現在の行動の原因となっている強化や消去や弱化を明らかにする」       3. 「行動を変えるための新しい強化/消去/弱化を計画し実行する」
  • 挨拶しない理由を分析しましょう。
  • この人が特に挨拶しないのは、上司に対してです。
  • 同僚などに対しては、元気いっぱいというほどではないにせよ、きちんと挨拶しています。
  • ですが上司に対しては、廊下などで出くわしても、できれば顔を合わせたくなかったとばかりに自分の存在感を消そうとします。
  • 挨拶をしないのも、その一環です。         

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.113

【引用おわり】

 上司がとても苦手で、その部下はできれば顔を合わせたくない。何かあったら、怒られるんじゃないかと思って、その部下は上司を避けてしまう。だから、ろくすっぼ挨拶もできなくなっている。仕事がうまくできないので、上司とは顔を合わせたくないのである。こんな状況がずっと続いているので、上司はその部下が挨拶もしないと怒っている。これをなんとかしないといけないとは思っているが、互いに仕事にかまけてそのままになってしまっている。

2023年2月26日日曜日

【利用者向け454】風呂の日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年2月26日 日曜日(にちようび)。

 今日(きょう)は 「風呂(ふろ)の日」です。

 日付(ひづけ)の 「ふ(2)ろ(6)」と読(よ)む ごろ合(あ)わせから

 「風呂(ふろ)の日」です。

 楽(たの)しく お風呂(ふろ)に入(はい)ろう。

 お風呂(ふろ)に入(は)って 気持(きも)ちよくなろう。

 


今の行動は強化・消去・弱化の何が働いているか

 部下の「覇気のない」行動ってなぜ起きているのだろう。どんな行動が、強化されたり、消去されたり、弱化されたりしているのか。そうしたことを分析する必要がある。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第343回目となる。

【引用はじめ】

  • 部下が今はなぜ、覇気のないように振る舞っているのか。
  • 人がある行動をしたりしなかったりするのは、本人が意識しているか否かは別として、必ず理由がありす。
  • その理由は、強化・消去・弱化で説明できるものです。
  • まずは今の行動についてどのような強化・消去・弱化が働いているのかを現状分析することが、改善策を考える前にすべきこととなります。         

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.112

【引用おわり】

 部下が「覇気がなくて」、上司に対して「挨拶しない」。それはなぜか。上司が部下の「挨拶する」ことを、消去や弱化している可能性はないか。部下が挨拶しても、上司が無視したり、嫌な顔をすることがなかったか。明るく上司が挨拶を返すことをしてこなかったかもしれない。部下の挨拶に対して、強化してこなかったことはないか。こうした現状分析が大切である。

2023年2月25日土曜日

【利用者向け453】親に感謝の気持ちを伝える日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年2月25日 土曜日(どようび)。

 今日(きょう)は

 「親(おや)に感謝(かんしゃ)の気持(きも)ちを伝(つた)える日」です。

 日付(ひづけ)の 「2」が親(おや)と子(こ)の双方(そうほう)を

 「25」がニコニコ笑顔(えがお)を 表(あらわ)すことから、この

 記念日(きねんび)に なりました。

 おもしろいですね。

 お父(とう)さん お母(かあ)さんが いつもお世話(せわ)してくれます。

 感謝(かんしゃ)しようということです。

 お父(とう)さん お母(かあ)さんって とてもありがたいですね。



  

言語的指示だけで行動変化するか

 「覇気のない」部下の行動を「覇気ある」部下にしたい。そのためには、「覇気がない」といった状態的解釈を、行動的解釈によって具体的行動に言い直す必要がある。その具体的行動を、まずは言語的指示によって、行動が変わるかどうか試してみるのである。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第342回目となる。

【引用はじめ】

  • この部下に覇気を持たせるためには、挨拶をする、明るい表情をする、発言する、仕事を全速力でする、という行動を身につけさせることが課題であると分かりました。
  • そのためにはどうしたらよいでしょう?
  • 「挨拶しろ」「明るい表情をしろ」「発言しろ」「仕事をもっと速くしろ」ということでしょう。
  • こうした指示命令は、「行動のきっかけとなる刺激」という言語的指示に当たります。
  • 言語的指示は行動を引き出します。
  • そのように指示されれば、たいていの人は行動変化の努力をします。
  • しかし、言語的指示だけでは部下の行動変化を持続させることはできません。
  • 行動直後の強化がないからです。          

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.111~p.112

【引用おわり】

 「覇気がない」ことについて、具体的な行動ではどのようなものかを明確にして、その問題への対応をしてみる。たとえば、「挨拶しない」ことであったら、まずは小さな声でも挨拶したら、こちらから積極的に挨拶を返すなどして、部下の挨拶を強化するのである。そうした繰り返しによって、挨拶が自発できるようにしていくのである。


2023年2月24日金曜日

【利用者向け452】ウクライナ戦争1年

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年2月24日 金曜日(きんようび)。

 ウクライナ戦争(せんそう)が 始(はじ)まって 今日(きょう)で 1年になりました。

 ロシアが 突然(とつぜん) ウクライナの領土(りょうど)に 攻(せ)め込(こ)んだのが

 2022年2月24日でした。

 世界中(せかいじゅう)が びっくりしました。

 ロシアのプーチン大統領(だいとうりょう)は ウクライナを 自分(じぶん)のものだと

 思(おも)っていたのです。

 それに対(たい)して ウクライナの人(ひと)たちは とんでもないと

 思(おも)っています。

 ウクライナのゼレンスキー大統領(だいとうりょう)は 自分(じぶん)たちの国(くに)を

 守(まも)ろうと 一歩(いっぽ)も 引(ひ)きません。

 ウクライナの軍隊(ぐんたい)は 侵略(しんりゃく)された 領土(りょうど)を

 取(と)り返(かえ)そうと 必死(ひっし)で 戦(たたか)っています。

 この戦争(せんそう) ロシア軍(ぐん)が ウクライナから 出(で)ていくまで

 続(つづ)きそうです。

 ロシアに 正義(せいぎ)はありません。

 ウクライナには たくさんの国々(くにぐに)が 味方(みかた)についています。 

 

問題を行動的に解釈する

 部下のことについて、「覇気がない」という表現は、「状態的解釈」である。これは総体的で抽象的で、どんな行動のことがわかりづらい。やはり、具体的な「行動的解釈」に直してみる必要がある。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第341回目となる。

【引用はじめ】

  • 「覇気がない」とは、「状態的解釈」である。
  • 「覇気がない」を、「行動的解釈」し直すと、「挨拶をする(ことが欠如)」「明るい表情をする(ことが欠如)」「発言する(ことが欠如)」「ゆっくり仕事をする」ことである。
  • ただ「覇気がない」としか言えなかったときには、解決策としては「もっと覇気を持て」と精神論をぶつか、社外の厳しい研修に送り込むかくらいしか手はないように思えた。
  • 状況を行動的にとらえれば、もう少し別の有効な解決策・改善策が考えられる。          

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.111

【引用おわり】

 部下の「覇気がない」という「状態的解釈」を、「行動的解釈」で見直すと、手がかりが見えてくる。その手がかりにそった、改善策に取り組んで、問題の行動を一つずつ変える試みをしていくことだ。

2023年2月23日木曜日

【利用者向け451】天皇誕生日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年2月23日 木曜日(もくようび)。

 今日(きょう)は 「天皇誕生日(てんのうたんじょうび)」で 祝日(しゅくじつ)です。

 令和(れいわ)になって 2月23日が 「天皇誕生日(てんのうたんじょうび)」

 になりました。

 天皇陛下(てんのうへいか)は 63歳(さい)になられました。

 平成(へいせい)のときは 12月23日が 「天皇誕生日(てんのうたんじょうび)」

 でした。

 昭和(しょうわ)のときは 4月29日が 「天皇誕生日(てんのうたんじょうび)」

 でした。

 4月29日は 今(いま)は 「みどりの日」になっています。










覇気のない状態を行動的に解釈すると

 部下の「覇気がない」とは、具体的な行動でいうとどういうことか。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第340回目となる。

【引用はじめ】

  • 部下の覇気のない状態を行動的に解釈すると、どういうことになるのか。
  • この部下の場合には具体的行動として、次のようになる。              1. 職場で顔を合わせても挨拶もせず、ただ黙って通り過ぎる。            2. 職場では目を伏せがちで、明るい表情をすることがない(明るい表情をする行動が消去・弱化されている)                              3. ミーティンングで発言しない(発言する行動が消去・弱化されている)           4. 仕事をゆっくりとやる              

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.110

【引用おわり】

 部下などの「覇気がない」とは状態を表しているだけで、具体な行動がどうなっているのか分かりにくい。どんな行動を指して言っているのか。具体的行動で解釈し直すと分かりやすい。そうすることで、問題に焦点を合わせてその行動を弱化するなり、消去するなりの手立てによって、行動を変える手がかりがつかめる。

2023年2月22日水曜日

【利用者向け450】猫の日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年2月22日 水曜日(すいようび)。

 今日(ききょう)は 「猫(ねこ)の日」。

 日付(ひづけ)の 猫(ねこ)の鳴(な)き声(ごえ)

 「ニャン(2)ニャン(2)ニャン(2)」の ごろ合(あ)わせから

 決(き)められました。

 みなさんの 家(いえ)でも かわいい猫(ねこ) かっているんじゃないか。

 猫(ねこ)じゃらし 使(つか)って 遊(あそ)ぶと 楽(たの)しいよねえ。

 


問題は行動的に解釈しなくては

 部下に対して、「覇気がない」「活気がない」と個人攻撃しても、変わらない。それはなぜか。単なる状態を言っているにすぎず、具体的な行動が明確でないからである。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第339回目となる。

【引用はじめ】

  • 覇気のない部下を変えるために、私たちは職場をどう変えればよいのでしょうか。
  • まず問題を行動的に解釈しなければいけません。
  • 「覇気がない」というのは状態であって行動ではありません。
  • 状態を表す言葉は総体的かつ抽象的なので、そのままでは分析も変革もなかなかできません。
  • 具体的な行動として問題を定義することから、解決の糸口が見えてきます。

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.109~p.110

【引用おわり】

 「覇気がない」とはどんな行動のことを表しているのだろうか。それを明確に定義してみることである。そこから問題の核心が分かってくる。私たちは、そうした抽象的な言葉で相手のことがみな分かったような気になってしまう。それでは、問題の解決にはいたらないことが多いのである。

2023年2月21日火曜日

【利用者向け449】東京初の日刊新聞創刊日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年2月21日 火曜日(かようび)。

  1872年(明治めいじ5年)2月21日

 「東京日日新聞(とうきょうにちにちしんぶん)」

 (現在げんざいの 「毎日新聞まいにちしんぶん」)が 創刊(そうかん)されました。

 このときの 新聞(しんぶん)は 片面(かためん)だけ 印刷(いんさつ)された

 1枚(い)だけのものでした。

 これが 東京(とうきょう)で 初(はじ)めての 日刊新聞(にっかんしんぶん)です。

 今(いま)では たくさんの 新聞(しんぶん)が 発行(はっこう)されています。

 みなさんは なに新聞(しんぶん)を 読(よ)みますか。

 「山形新聞(やまがたしんぶん)」かな。

 スポーツや テレビ番組(ばんぐみ)などの 記事(きじ)は 便利(べんり)ですね。

外部研修だけでは職員の行動は変わらない

 部下が「覇気がなく」「やる気に欠ける」などで、上司はストレスを感じている。それをなんとかしようと、外部研修に出してみたりするのだが、効果は期待したほどでない。部下の性格が問題と「個人攻撃の罠」にはまってしまう。問題解決にいたらず悩みが深まるばかりだ。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第338回目となる。

【引用はじめ】

  • 部下が上司にとってストレスの原因となることは、よくあります。
  • 近頃では元気のない部下や覇気のない部下をどう活性化したらよいのかに悩む上位者が増えています。
  • こうした部下には「覇気がないぞ」とか「もっと元気を出せ」と言っても、まるで宇宙人を見るような目つきで見返され、こちらがげんなりしてしまうということもあります。
  • そこで、こうした状況を職場で改善するのではなく、外部の研修に派遣して何とかしようと考える上司もいます。
  • こうした外部研修には一定の効果が期待できるものもあり、参加して戻ってくるとたしかに何か変わったように見受けられることもあります。
  • ただ問題は、研修の効果は往々にして持続せず、職場に戻ってしばらく経つと、またもとと同じ状態になってしまうという点です。
  • これは研修が悪いのではなく、人の行動が職場という環境の中で強化・消去・弱化されているためです。
  • その人の行動の原因となっているものは実は職場にあるわけで、そこを変えない限り本人の行動も変わらないのが自然です。

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.109

【引用おわり】

 部下の行動は、職場内の環境がつくりだしている。今ある職場のあり方を変える必要がある。部下が「覇気のある」「元気のある」行動ができるようにするにはどうするか。部下の性格や特性に原因を求めるのでなく、部下にとって働きやすい職場環境にする必要がある。

2023年2月20日月曜日

【利用者向け448】アレルギーの日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年2月20日 月曜日(げつようび)。

 今日(きょう)は 「アレルギーの日」です。

 1966年(昭和しょうわ41年)2月20日 石坂公成(いしざかきみしげ)が

 アレルギーの原因物質(げんいんぶっしつ)を 発表(はっぴょう)したことから

 この日が 記念日(きねんび)になりました。

 この発見(はっけん)は 妻(つま)である 石坂照子(いしざかてるこ)との

 共同研究(きょうどうけんきゅう)の 成果(せいか)でした。

 ノーベル賞(しょう) 候補(こうほ)にまで なった大発見(だいはっけん)です。

 この発見(はっけん)で アレルギーの 診断(しんだん)と治療(ちりょう)が

 大(おお)きく進歩(しんぽ)しました。

 晩年(ばんねん)は ご夫婦(ふうふ)で 山形市(やまがたし)に 住(す)んでいました。

 アレルギーがあって 皮膚(ひふ)が ただれたり 卵(たまご)や 牛乳(ぎゅうにゅう)が

 苦手(にがて)という人(ひと)もいます。

 アレルギーって 今(いま)もって やっかいです。  

職場のルールも明確にしないと

 スポーツには明確なルールがある。そのルールに従って、選手たちは努力する。ルールが明確なので、うまくいってもいかなくても、納得がいく。ところが、職場ではルールが不明確で努力のしがいがないなんてことがよくある。こんなに頑張っているのに、昇進も昇格もないと不満もいいたくなる。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第337回目となる。

【引用はじめ】

  • スポーツで考えれば、ルールの重要性はすぐ分かるのに、職場ではルールが不明確であいまいのままにしがちである。
  • ルールを明確にしないまま、ただかんばれと発破をかけるだけに終始してはいないか。
  • これからは、本人の能力を高めるだけでは実は足らない。
  • 働くルールの明確化がなければ、迷いの中で立ちすくむ人を増やすだけになる。

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.104~p.105

【引用おわり】

 職場において、頑張っていることが明確に評価できるようルールがあるとないとでは、働く意欲に大きく影響する。意外とそうしたことが意識されてない職場が多い。頑張りを明確に評価してくれる職場だと活気がみなぎる。職場におけるそうしたルールを明確に提示することは重要なのだ。

2023年2月19日日曜日

【利用者向け447】雨水

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年2月19日 日曜日(にちようび)。

 雨降(あめふ)りに なりました。

 今日(きょう)は 季節(きせつ)を表(あらわ)す 「雨水(うすい)」になります。

 雪(ゆき)や 氷(こおり)が解(と)けて 水(みず)となる季節(きせつ)です。

 今日(きょう)は まさしく「雨水(うすい)」にふさわしい日になりました。

 寒(さむ)さも だんだんと やわらいできます。

 草(くさ)や 木(き)も 芽(め)を出(だ)し始(はじ)めます。

 雪(ゆき)の下(した)では めばえの準備(じゅんび)が 始(はじ)まっています。  

ルールの不明確なスポーツなんてありえない

 スポーツは、ルールが明確だからおもしろい。ルールに則ってうまく得点したり、反則があったら減点になったりして勝負が決まる。そうだからこそ、選手もルールを守って動き、うまく動き回って得点を重ねる選手に対しては、観衆も盛り上がって応援する。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第336回目となる。

【引用はじめ】

  • ルールの明確さが人の動きにどう影響を与えるかは、スポーツで考えれてみればすぐ分かる。
  • もしも競技のルールが不明確で、何をすれば得点になるのか、何をするとペナルティをくらうのかを知らない人が試合に放り込まれたとしたら、その人はどう振る舞うだろう。
  • きっと、生き生きと動くどころか呆然、悄然と立ち尽くしてしまうのではないだろうか。
  • それは、その人の運動能力が低いために立ちすくんでいるのではない。
  • ルールが分からないから、動けないでいるのだ。

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.104

【引用おわり】

 ルールが明確であれば、組織運営もやりやすい。職員はそれに則った活動がしやすい。そのルールが守れないとなれば、その問題を指摘し、活動の修正もしやすくなる。職員も自らを省みて、ルールどおりにやってないことを理解することが容易である。

2023年2月18日土曜日

【利用者向け446】だんだんあたたかくなる

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年2月18日 土曜日(どようび)。

 2月4日の 立春(りっしゅん)がすぎ あたたかくなるかなと思(おも)っても

 寒(さむ)い日が 続(つづ)きました。

 でも 昨日(きのう) 今日(きょう)は 多少(たしょう) あたたかいかなと

 感(かん)じます。

 春(はる)が 少(すこ)しずつ 近(ちか)づいている 気(き)がします。

 でも 20日の月曜日(げつようび)あたりから また雪模様(ゆきもよう)。

 寒(さむ)さがもどるらしい。

 あたたかくなったり 寒(さむ)くなったりを 繰(く)り返(かえ)して

 春(はる)が 近(ちか)づいてきます。

 まちどおしい春(はる)ですが 雪(ゆき)がとけ 花(はな)がさき ぽかぽか陽気(ようき)が 

 いずれきます。

外国人は明確な職場のルールを聞く

 外国人にとって、職場で働くとなると、明確な「ルール」がないと一生懸命に働けない。採用の段階で、昇格・昇給の条件の提示を求められる。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第335回目となる。

【引用はじめ】

  • 昇進や昇格について、一般的な日本企業に勤める日本人は「がんばっていれば、そのうち職位も上がるだろう」的な漠然としたルールのもとで地道な努力をしていることが多い。
  • 外国人は、採用時にたいてい聞かれるのが、「何をしたら昇進できますか?」「どれだけのことをすればいくらボーナスがもらえる仕組みですか?」という質問である。
  • 日本人にしてみれば、なんてぶしつけなことを聞くのかと驚き呆れる。
  • 彼らにしてみれば、新しい職場における「ルール」を聞いているにすぎない。
  • 彼らは、育ち働いてきた環境に、明確な「ルール」があったためである。

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.103~p.104

【引用おわり】

 日本人にとって、初めから昇給や昇格のことを聞くなんてぶしつけなことだと考える。ところが、外国人はそれが当然のことだ。それが分からないで仕事するなんてできない。どこまで仕事すれば認めてもらえるのか、はっきりしなければがんばれないと思うのである。「ルール」の提示は、外国人にとって、大きな動機づけなのである。


2023年2月17日金曜日

【利用者向け445】天使の囁き記念日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年2月17日 金曜日(きんようび)。

 今日(きょう)は 「天使(てんし)の囁(ささや)き記念日(きねんび)」です。

 なんのこっちゃと 思(おも)いませんか。

 「天使(てんし)の囁(ささや)き」とは、マイナス20℃以下(いか)になると、

 水蒸気(すいじょうき)が 氷(こおり)の結晶(けっしょう)になることです。

 「ダイヤモンドダスト」とも 言(い)います。

 そうなると ダイヤモンドのような 氷(こおり)の結晶(けっしょう)が

 きらきら光(ひか)り輝(かがや)く現象(げんしょう)が 起(お)きます。

 1978年(昭和しょうわ53年)2月17日

 北海道幌内町(ほっかいどうほろないちょう)で マイナス41.2℃を

 記録(きろく)しました。

 これが 国内最低気温(こくないさいていきおん)です。

 その時(とき) 「天使(てんし)の囁(ささや)き」が ありました。

 もちろん すごい 寒(さむ)さだったでしょう。

 ダイヤモンドダストが きれいだったでしょうね。

  

明文化されたルールは行動への影響が大きい

 明確なルールがあれば、それに則った行動をしやすくなる。たとえば、業績を1割あげれば、賞与が5%上げると決まっていたら、がんばりがいがある。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第334回目となる。

【引用はじめ】

  • ルールには、明文化されたものも、慣習的なものも(見ないルール)あるが、内容が明確で、適用されることが確実なものほど行動に与える影響は大きい。
  • たとえば業績をあげたら賞与が増えるということも、どれだけの業績をあげたらいくらの賞与がもらえるのかといった明確で具体的なガイドラインが示されているほうが、ただ何となく「がんばれば、賞与がそれなりに増えるかもしれない」といった漠然たる期待を抱かせるより働く人を鼓舞することができる。
  • 行動分析学的に言えば、業績を上げるための行動をより強化することができる。

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.103

【引用おわり】

 ルールを事前に明文化することで、行動に大きく影響することができる。これがルール支配行動と言われるものである。世間的にはそうしたことがあいまいである場合が多い。こうなると、ねらいどおり行動をしてくれないなどと愚痴ることになりかねない。明示的なルールであれば、行動も強化しやすいのである。

2023年2月16日木曜日

【利用者向け444】これからも続けます

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年2月16日 木曜日(もくようび)。

 「利用者向(りようしゃむ)け」ブログも 444回目(かいめ)となりました。

 毎日(まいにち) ブログを 書(か)いています。

 いつも 読(よ)んでくれている人(ひと)がいます。

 できるだけ 分(わ)かりやすく 書(か)いているつもりです。

 ブログを 「読(よ)んでいるよ」と 声(こえ)をかけてくれる 人(ひと)もいます。

 日々(ひび)の 参考(さんこう)になるものを 書(か)いています。

 ただ それが 思(おも)いこみになっていないか ちょっと心配(しんぱい)です。

 続(つづ)けることが 大事(だいじ)なのかなあ。

 一人(ひとり)でも 読(よ)んでくれる人(ひと)がいるかぎり 続(つづ)けます。 

ルールが理解できるのは人間だけ

 人間は今日だけのことを考えているわけでない。明日のことも考えながら行動できる。明日こうしたいから今日はこうするといったことである。次を予想するといったある種のルールが分かるからである。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第333回目となる。

【引用はじめ】

  • あらゆる生き物の中で、人間だけが明日のために今日を生きることができる。
  • なぜ人間だけがそれをできるのだろう?
  • そこにはルール支配行動というものがある。
  • たとえば働く人が仕事をがんばるのは、その直後に得られる達成感や相手の笑顔に加え、当然ながら有形無形の報酬への期待がある。
  • 目標を上回る業績をあげれば賞与が増えるとか、昇給するとか、昇進・昇給するとかいったことである。
  • このように、「○○すると□□が起きる」という、行動と結果のセットである決まりごとを行動分析学ではルールという。

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.102~p.103

【引用おわり】

 こんな行動したら、結果はこうなるんじゃないかと予測するなんてことがある程度できるのが人間である。こうしたルールが明確だと、ルールに即した行動もすることになる。それによって、行動もしやすくなる。無謀な行動も少なくなる。

2023年2月15日水曜日

【利用者向け443】2月もちょうど中日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年2月15日 水曜日(すいようび)。

 2月も ちょうど 中日(なかび)です。

 2月も 残(のこ)すところ 14日間(にちかん)。

 2月は 28日間(にちかん)しかありません。

 3月になれば 令和(れいわ)4年度も 最後(さいご)の月になります。

 その3月が 過(す)ぎ去(さ)って 4月になると 新(あたら)しい

 令和(れいわ)5年度になります。

 コロナも だいぶ収束(しゅうそく)して 気持(きも)ちを 切(き)り替(か)えることが

 できるんじゃないかなあ。

 まちどおしい 春(はる)4月 桜(さくら)の季節(きせつ)ですね、 

ディズニーランドのキャストに与える「ファイブ・スター・カード」

 より良い行動をした直後に、好子が与えられるとその行動は強化される。トークンは行動の直後に与えることができる。行動の直後である60秒以内に強化しやすいという意味で、トークンは有効である。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第332回目となる。

【引用はじめ】

  • トークンが有効な理由として、60秒ルールにかなっているということがある。
  • たとえばディズニーランドで行われている「ファイブ・スター・カード」がその良い例だ。
  • ディズニーランドでは、常時数千人のキャストと呼ばれる人たちが働いている。
  • 彼ら彼女らをマネージする管理者は私服で園内を巡察し、キャストの素晴らしい行動を目にしたら、すぐに近づき声をかけ、褒め言葉とともにこのカードを渡す。
  • カードは後にノベルティ(景品)と交換できたり、5枚たまると、そうした素晴らしいキャストだけが招かれるパーティに参加できたりする。
  • キャストにとっての最終的な喜びは景品やパーティであるわけだが、しかし、良い行いをするたびに仕事を中断して、かさばるかもしれない景品を渡したりパーティに連れていったりすることは不可能だ。
  • だから、そのかわりに目に見えるしるしとしてカードを与えるのである。

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.101

【引用おわり】

 ディズニーランドにおいては、キャストのより良い行動に対して、それを見ていたマネジャーが「ファイブ・スター・カード」というトークンを与えるという。トークンをうまく活用している。キャストは、自らの働きぶりをマネジャーが見ているとなれば、ゲストに対してより良いサービスに努めることになるはず。なかなか面白い試みである。

2023年2月14日火曜日

【利用者向け442】バレンタインデー

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年2月14日 火曜日(かようび)。

 今日(きょう)は バレンタインデーです。

 女性(じょせい)が 男性(だんせい)に チョコレートをおくる

 習慣(しゅうかん)があります。

 この習慣(しゅうかん)は 1936年(昭和しょうわ11年)

 神戸市(こうべし)で 始(はじ)まったと 言(い)われています。

 チョコレートって みんな大好(だいす)きですね。

2023年2月13日月曜日

トークンは見えない感謝や称賛を「見える化」するもの

 トークンの活用によって、言葉だけよりも相手に対する感謝の気持ちなどを伝える上でより効果的である。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第331回目となる。

【引用はじめ】

  • トークンは、感謝や称賛といった見えないものを「見える化」できる特長がある。
  • 物自体に心を込めて、相手に届けることができる。
  • だから、「ありがとう」という一言とともに花を渡すことは、無形の言葉だけのときに比べ、有形のものも加わっている点で、相手に与える心理的効果がより大きくなる。

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.100~p.101

【引用おわり】

 相手に感謝や称賛を伝えるには、賞状やメタルなどが用いられる。賞状やメタルは「ありがとう」「がんばった」を形に表したトークンである。もらった人にとっては、単なる紙や金属片などと思わず、何よりうれしいことである。努力の結晶がトークンとして評価されたのである。

【利用者向け441】世界ラジオデ―

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年2月13日 月曜日(げつようび)。

  今日(きょう)は 「世界(せかい)ラジオデ―」です。

 1946年(昭和しょうわ21年)2月13日に 国際連合(こくさいれんごう)

 放送(ほうそう)が 開設(かいせつ)されました。

 それを 記念(きねん)して 「世界(せかい)ラジオデ―」にしました。

 ラジオの重要性(じゅうようせい)を 知(し)ってもらうための 記念(きねん)の日です。

 ラジオには 楽(たの)しい番組(ばんぐみ)が たくさんあります。

 ニュース 音楽(おんがく) おしゃべり お笑(わら)いなど 楽(たの)しいですよ。

感謝や称賛を象徴するトークン

 私たちは、自らを賞賛するために、何気なくトークンを用いている。また、家族や職場などにおいても、感謝の気持ちを表すために近しい人に対して、トークンを用いることがある。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第331回目となる。

【引用はじめ】

  • 母の日や父の日に贈られる花なども、トークンとしての意味合いのほうが花そのものの価値よりも大きいのではないだろうか。
  • この場合の花は、子どもからの「感謝の気持ち」を象徴するものであるからだ。
  • 同様に、遅くまで残業している部下に、上司が「ご苦労さん」と言いながら缶コーヒーなどを差し入れすることがあるが、この場合の缶コーヒーも感謝や称賛の「しるし(トークン)」である。
  • また、自分がよく働いたご褒美として宝石やバッグなどを買う人がいるが、こうした自分へのご褒美も、自分に対する称賛を象徴するトークンだ。

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.100

【引用おわり】

 相手を賞賛したり、感謝したりするために贈り物を贈ることがしばしばある。それは賞状やトロフィー、あるいはお歳暮などだ。こうしたものは、一種のトークンと言っていい。お互いの関係を良くするための好子になるものである。

 

2023年2月12日日曜日

【利用者向け440】ボンカレーの日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年2月12日 日曜日(にちようび)。

 今日(きょう)は 1968年(昭和しょうわ43年)2月12日 「ボンカレー」 が

 発売(はつばい)された日です。

 日本(にほん)で 初(はじ)めての レトルト食品(しょくひん)です。

 それで 今日(きょう)は「ボンカレーの日」です。

 3分(ぷん) 温(あたた)めるだけで すぐカレーが食(た)べられます。

 とても 便利(べんり)な インスタント食品(しょくひん)です。

 今日(きょう)の 夕食(ゆうしょく)は カレーかなあ。

 



貨幣もトークンの一種

 貨幣には、強化代替物としての価値がある。価値あるものと交換できる機能があるからだ。貨幣にはトークンとしての機能があるのである。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第330回目となる。

【引用はじめ】

  • 海外のカジノで使われるプラスチック製のポーカーチップは、それ自体に物質的価値はほとんどない。
  • けれど、それが後に貨幣と交換できるから、実質的に貨幣と同じ価値を人は感じる。
  • つまりポーカーチップは貨幣の「しるし、象徴」として機能しているのである。
  • 実は貨幣そのものも、一種のトークンである。
  • なぜなら、貨幣そのものは金属の塊か紙片にすぎず、食べることも着ることもできないからだ。
  • しかし人は、後に食べ物や服飾類や各種娯楽と交換できるから、貨幣に価値を感じるのである。

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.100

【引用おわり】

 貨幣は様々な価値あるものと交換が可能である。そのため、とても価値あるものとして世の中では通用するものとなっている。貨幣があれば、欲しいものを手に入れることができる。万能のトークンと言っていい。

2023年2月11日土曜日

【利用者向け439】建国記念の日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年2月11日 土曜日(どようび)。

 今日(きょう)は 「建国記念(けんこくきねん)の日」です。

 「建国記念(けんこくきねん)の日」は、「国民(こくみん)の祝日(しゅくじつ)」で

 日本(にほん)の建国(けんこく)を 祝(いわ)う日です。

 1967年(昭和しょうわ42年)から 実施(じっし)されました。

 2月11日は 明治時代(めいじじだい) 「紀元節(きげんせつ)」として

 祝(い)われた日です。

 「紀元節(きげんせつ)」は 初代天皇(しょだいてんのう)の 神武天皇(じんむてんのう)

 が即位(そくい)した日とされています。

  


トークンで強化の機会を増やす

 強化の機会をいっぱい設けて、より良い行動増やす。そのためには、トークンなどを有効に活用するのがいい。トークンとは、強化を代替するものである。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第329回目となる。

【引用はじめ】

  • 強化をすれば、人は伸びる。
  • これはシンプルかつ確実な真理である。
  • 問題は、いかに強化の機会を増やし、強化そのものを効果的に行うかにある。
  • 小さな目標をたくさん設定せよ、というのは、強化の機会を増やす工夫の一つである。
  • それとはまた別に、強化の効果を高める工夫というものもある。
  • その一つがトークンだ。
  • トークンは「しるし、象徴」という意味であり、何か価値あるものを象徴する代替物のことである。
  • たとえばポーカーチップなどは、代表的なトークンの一つだ。
  • 海外のカジノで使われるプラスチック製のポーカーチップは、それ自体に物質的価値はほとんどない。
  • けれど、それが後に貨幣と交換できるから、実質的に貨幣と同じ価値を人は感じる。

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.99~p.100

【引用おわり】

 強化の機会を増やすために、強化の代替物として、トークンをうまく活用するといい。トークンによって、価値あるものと交換できるようにするのだ。その場合、ポーカーチップなどがよく使われる。

2023年2月10日金曜日

【利用者向け438】ふきのとうの日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年2月10日 金曜日(きんようび)。

  今日(きょう)の日付(ひづけ)2月10日の ごろ合(あ)わせから

 「ふ(2)ふきのとう(10)の日」です。

 フキは 日本各地(にほんかくち)に生(は)え 早春(そうしゅん)に めばえます。

 めばえはじめたものを 「ふきのとう」と 言(い)います。

 「ふきのとう」は つぼみのものをとって、天(てん)ぷら みそしる

 ふきのとうみそにして 食(た)べます。

 ちょっと 苦(にが)みがあって 春(はる)を感(かん)じさせる 食(た)べ物(もの)です。



小さな目標をたくさん持て

 大きな夢を持っても、その夢の実現は簡単でない。いつも挫折がつきまとい、あきらめてしまう。そうならないためには、どうするか。小さな目標を積み重ねて、大きな夢まで到達できるよう自己強化を繰り返すのである。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第328回目となる。

【引用はじめ】

  • 自己強化の機会は多いほうがよい。
  • となると、目標は多いほうがよい。
  • 目標設定の極意は、つぎのとおり
  1. 大きな夢を描き、
  2. それに到達するまでの具体的なステップを細かく設定し、
  3. それら一つひとつを目標として、自己強化する
  • 「小さな目標をたくさん持て」と言われるのには、こういう意味がある。

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.98

【引用おわり】

 大きな夢の実現のためには、そこまで到達できるように小さな目標の実現を積み重ねることである。小さな目標を達成したらすかさず自己強化するのである。そうした自己強化の積み重ねを繰り返し、大きな夢の実現を図るのである。

2023年2月9日木曜日

【利用者向け437】服の日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年2月9日 木曜日(もくようび)。

 今日(きょう)は 2月9日の 日付(ひづけ)から 「ふ(2)く(9)」の

 ごろ合わせからとって 「服(ふく)の日」です。

 服(ふく)のことに 興味(きょうみ)をもって 服(ふく)を着(き)ることを

 楽(たの)しみましょうという日です。

 「ファッションは 幸しあわわ)せのコミュニケーション」の キャッチフレーズが

 うたわれています。

 みなさんも かっこいい服(ふく)を 着(き)たいと 思(おも)いますよね。  

達成できるくらいの目標設定が大事

 目標設定において、大事なことは「目標が達成できる」ぐらいにすることである。「目標が達成できない」となったら、結局はあきらめてしまう。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第327回目となる。

【引用はじめ】

  • 目標は、あればよいというものではない。
  • ほんとうに大切なのは、「目標を達成する」という行動ができることである。
  • 目標があっても達成できなければ、自己強化ができないからだ。
  • 目標を立てて努力しても結果が悪ければ、それを繰り返しているうちに、人は努力する意欲自体を失ってしまう。
  • 行動分析学的に表現すれば、努力するという行動が消去または弱化されてしまう。
  • ピークを過ぎて結果が出せなくなったアスリートが引退を考えるのは、こうしたメカニズムによると思われる。
  • だから目標設定のポイントは、がんばれば達成できるくらいのものにすることが第一である。

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.97

【引用おわり】

 目標を設定する場合、ある程度の努力をすれば、目標が達成できる程度にすることが重要だ。いくら、努力しても達成できない目標ではやる気を失わせてしまう。難しすぎるものであっては、努力することそのものが消去されたり弱化されたりする。努力が続けられる効果的な目標を設定する必要がある。

2023年2月8日水曜日

【利用者向け436】郵便マークの日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年2月8日 水曜日(すいようび)。

  1887年(明治めいじ22年)2月8日に 「郵便ゆうびんマーク(〒)」が

 決定(けってい)しました。

 


目標を持てば自己強化の機会が増える

 なぜ、目標を持つことが大事か。それは自己強化の機会を得られるからである。自己強化が得られれば、自らより良く変容できるのことがわかるのである。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第326回目となる。

【引用はじめ】

  • 自分が良いことをしたら、本気で自分を称え、遠慮なく喜びに浸る。
  • これを身につけると、自分自身が変わってゆくことを実感できるはずだ。
  • また、こうした自己強化ができる機会を増やすためには、目標を持つことが有効となる。
  • 目標を持てば、それが達成できたときに自分を強化することができるからである。
  • よく、「目標を持つことが大事だ」と言われるが、それがなぜ大事なのか、説明を受けたことはあるだろうか。
  • 行動分析学的に言えば、それは自己強化の機会となるからだと解釈できる。

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.96

【引用おわり】

 目標持って事に当たれれば、それが達成することによって、「やった!」と自己強化できるようになる。自ら喜びを味わうことができる。それによって、さらに次の行動により良い影響を与えることができるのだ。こうした繰り返しによって、ポジティブな行動を生み出し続けられるようなる。

2023年2月7日火曜日

【利用者向け435】雪どけが見え始めた

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年2月7日 火曜日(かようび)。

 朝晩(あさばん)は 零下(れいか)の気温(きおん)にですが 日中(にっちゅう)は

 7~8度まで 上(あ)がります。

 気温(きおん)が 3月なみに なることもあります。

 だんだんと 春(はる)の気配(けはい)が 見(み)え始(はじ)めています。

 徐々(じょじょ)に 雪(ゆき)どけも 始(はじ)まったのかなあ。

 肘折(ひじおり)の 積雪(せきせつ)も 3メートル超(こ)えていたのが

 2メートル台(だい)に なってきています。

 それでも 多(おお)すぎですが。

 春(はる)が 待(ま)ち遠(どお)しいねえ。

 それでも 時(とき)おり 雪(ゆき)かきは しないと。

 いつドカ雪(ゆき)が 降(ふ)るかわかりません。 

自分が良いことしたら自分を称える

 自分ががんばってうまくいったことは、すなおに喜ぶことだ。それを外に表して、偉ぶる必要はない。本当にがんばったなあと、自らを褒めるのである。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第325回目となる。

【引用はじめ】

  • 日本では、素晴らしいことをしても素直に喜んではいけないという考え方があるようにも見受けられるが、それは大きな誤解である。
  • たとえば相撲では、勝ってもガッツポーズをとってはいけないと指導されるようだが、それは、相手や周囲に誇示するような「自慢」を戒めているのであって、喜んではいけないということではないはずだ。
  • もし、勝っても喜ばない習慣などつけてしまったら、その力士はまず絶対に強くならない。
  • 自分が良いことをしたら、本気で自分を称え、遠慮なく喜びに浸る。
  • これを身につけると、自分自身が変わってゆくことを実感できるはずだ。

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.96

【引用おわり】

 自分の努力が報われた。その経験は大きい。次につながる。また、やり遂げようと努力を続けることになる。そのためにも、その成功に対する喜びを持ち続ける必要がある。

2023年2月6日月曜日

【利用者向け434】海苔の日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年2月6日 月曜日(げつようび)。

 今日(きょう)は 「海苔(のり)の日」です。

 702年(大宝2年)に 海苔(のり)が 年貢(ねんぐ)として 納(おさ)めることが

 決定(けってい)された日を 記念(きねん)して  「海苔(のり)の日」となりました。

 大昔(おおかし)は 海苔(のり)が 年貢(ねんぐ)(税金ぜいきん)にするくらいですから 

 すごく貴重(きちょう)なものだったという 証拠(しょうこ)です。

 海苔(のり)は タンパク質(しつ) 食物繊維(しょくもつせんい) ビタミンなど

 栄養(えいよう)に富(と)んでいます。

 今(いま)や 各国(かくこく)で 養殖(ようしょく)されています。

 中国(ちゅうごく) 韓国(かんこく) イギリス ニュージーランドなどです。

 


自己のパフォーマンスを高める

 超一流のアスリートは、自己強化することがうまい。目標が成し遂げられた直後に、「自分で自分のことを褒めてあげたい」「超気持ちいい」などの言葉が自然に発せられたのは有名である。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第324回目となる。

【引用はじめ】

  • アトランタ五輪の女子マラソンで銅メタルを獲得した有森裕子は、ゴールして間もないインタビューで、「自分で自分を褒めてあげたい」という名言を残した。
  • また、アテネ五輪の水泳(男子平泳ぎ)で金メダルを獲得した北島康介は、ゴール直後のインタビューで、「超気持ちいい!」と叫んだが、あのときの彼の脳内には快感物質が大量に分泌されていたに違いない。
  • 自分で自分を褒めることは、自己のパフォーマンスを高めたい人には必須の技術である。

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.95~p.96

【引用おわり】

 努力の結果に対して、素直に自己強化することによって、自らを褒めたたえる。それが一層のパフォーマンス向上につながる。逆に自己否定では、行動を委縮しがちだ。やり遂げたことには、しっかりした自己自身を称えることが大事である。

2023年2月5日日曜日

【利用者向け433】プロ野球の日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年2月5日 日曜日(にちようび)。

 昨日(きのう)とは うってかわって いい天気(てんき)になりました。

 昨日(きのう)の雪(ゆき)で 積雪(せきせつ)はまた 増(ふ)えてはいますが。

 今日(きょう)は 「プロ野球(やきゅう)の日」です。

 1936年(昭和しょうわ11年)2月5日に プロ野球(やきゅう)が

 誕生(たんじょう)しました。

 当時(とうじ)のチームは 巨人軍(きょじんぐん)をはじめとして 7チームでした。  

タイガーウッズのガッツポーズ

 トップアスリートたちは、自己強化するのがうまい。目的が成就すると全身で喜びを表す人が多い。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第323回目となる。

【引用はじめ】

  • 自己強化も、やることは、基本的には他人に対するときと変わらない。
  • 良い行動をしたら、自分を褒めるのだ。
  • 単純に嬉しがるのでもよい。
  • 大事なのは、本気で自分を称えること、本心から喜ぶことである。
  • たとえばトップアスリートなどは、みんなとても自己強化がうまい。
  • ゴルフのタイガーウッズが向かうところ敵なしだった頃、難しいパットを決めた直後の、あのガッツポーズ。
  • あのときの彼は、全身で喜びを感じていたことだろう。

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.95

【引用おわり】

 うまくいったら、自らを褒める。自らを褒めることは自己強化である。自己強化によって、より良い行動ができるようにするのである。自己肯定感が生み出されることになる。

2023年2月4日土曜日

【利用者向け432】立春

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年2月4日 土曜日(どようび)。

 昨日(きのう)は 節分(せつぶん)で 今日(きょう)は 「立春(りっしゅん)」です。

 冬(ふゆ)が 終(お)わり 春(はる)が 始(はじ)まることを意味(いみ)します。

 でも まだまだ 雪(ゆき)もいっぱい 寒(さむ)さも続(つづ)いています。

 それでも 少(すこ)しずつ 春(はる)が 近(ちか)づているということです。

 雪(ゆき)の間(あいだ)から ふきのとうが 芽(め)を出(だ)していたりします。 

 あたたかい所(ところ)では 菜(な)の花(はな)が 咲(さ)いていたりします。

 肘折(ひじおり)では 3メートルもの雪(ゆき)が 積(つ)もっているというのに。

自己強化

 上司は今まで、新しいアイデアを述べていた人に対して、「できない理由」を述べる部下を、感心してみていた。しかし、それでは「新しいアイデア」を生み出すという望ましい行動が育たない。そのためには、上司の役割として、今までの「できない理由」に感心するのでなく、「新しいアイデア」に感心するようにするのである。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第322回目となる。

【引用はじめ】

  • あなたが職場の上司なら、部下の「できる方法を述べる」という行動を強化しようと思ったときに、具体的にどうすればよいか。
  • 部下の行動は、周囲からの感心によって強化されている。
  • その中でも、とりわけ上司からの感心というのは高い効果を示すだろう。
  • だからまず、あなたが部下の望ましい行動に対して感心してみせることが重要となる。
  • しかし問題は、あなたにそれが実際できるかどうかである。
  • 「分かってはいるが、できない(やらない)」ということが、私たちの生活には非常に多い。
  • この場合でも、今までは部下が「できない理由」を言えば、あなたに感心してもらえたのに、ある日を境にそれがガラッと変わることになる。
  • 部下にしてみれば、あなたのことを奇異に思うかもしれないし、何よりも自分自身、今ままでと違う振る舞いを突然するのは恥ずかしいのではないだろうか。
  • つまりここでは、部下に感心するという自分自身の行動を強化する必要があるのである。
  • これを自己強化という。

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.94~p.95

【引用おわり】

 上司にとって、職場において望ましい行動を強化するようにするのが重要である。それには、そうした行動を強化するという自己強化が必要である。部下が「やるべきことをやる」とか「目標を達成する」などがあったら、上司自身も喜んで自己強化するのである。

2023年2月3日金曜日

【利用者向け431】節分

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年2月3日 金曜日(きんようび)。

 今日(きょう)は 「節分(せつぶん)」。

 まだまだ 寒(さむ)い日が 続(つづ)いていますが だんだんと 春(はる)の

 季節(きせつ)に 移(うつ)っていくのが 「節分(せつぶん)」です。

 季節(きせつ)の 変(か)わり目(め)には 鬼(おに)が出(で)るというので

 それを追(お)い払(はら)うのが 「豆(まめ)まき」です。

 「福(ふく)は内(うち)、鬼(おに)は外(そと)」と 言(い)って 豆(まめ)をまいて

  年齢(ねんれい)の数(かず)だけ 豆(まめ)を食(た)べます。

 最近(さいきん)は 「恵方巻(えほうまき)」を 食(た)べたりします。



代替行動の強化

 今まで問題行動が目立っていて、職場が沈滞気味だった。それを変えるようにした。そこで、問題行動を減らし、望ましい行動を強化するようにした。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第321回目となる。

【引用はじめ】

  • できない理由を述べなくなったというだけでは、創造的な職場ができたことにはならない。
  • 新しいアイデアが提案されたとき、そこに現実上の難点があったとしても、こうすればできるという「できる方法を述べる」ようにみんなを変えたいのです。
  • A(先行条件)新しいアイデアが提案されたとき→B(行動)できない理由を述べると→C(結果)周囲が感心する というパターンを、B(行動)だけを入れ替えて、次のようにする。
  • A(先行条件)新しいアイデアが提案されたとき→B(行動)できる方法を述べると→C(結果)周囲が感心する
  • ABCのB(行動)に着目し、問題行動を減らすとともに望ましい行動を強化することを、代替行動の強化という。

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.93

【引用おわり】

 問題行動を減らすために、望ましい行動を強化した。そのために、「できない方法を述べる」ことは、消去か弱化した。そして、「できる方法を述べる」ことに対して、強化したのである。こうしたやり方が「代替行動」である。適切な行動を生み出すやり方である。 

2023年2月2日木曜日

【利用者向け430】おじいさんの日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年2月2日 木曜日(もくようび)。

  今日(きょう)は 「おじいさんの日」です。

 2月2日の 日付(ひづけ)から 「じい(2)じ(2)」と読(よ)む ごろ合(あ)わせから 

 おじいさんに 感謝(かんしゃ)する日です。

 「ばあ(8)ば(8)」と 読(よ)むごろ合(あ)わせから 8月8日は

 「おばあさんの日」です。

 他(ほか)にも 9月18日の 「敬老(けいろう)の日」もありますが。

「できない理由を述べる」行動を消去や弱化する

 「できない理由を述べる」人には、相手しない。そうしたことに対しては、「だめだよ」と否定する。消去や弱化するといい。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第320回目となる。

【引用はじめ】

  • 「できない理由を述べる」という行動を、強化ではなく消去もしくは弱化したらどうなるか。
  • できない理由を述べた人がいても、その意見を聞かない(消去)
  • できない理由を述べる人に対して、「そんな話ばかりしていても前には進まないだろう」などと注意する(弱化)
  • 以上のようなことをすれば、「できない理由を述べる」人はいなくなる。

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.92~p.93

【引用おわり】

 「できない理由」は強化しないのがいい。消去と弱化によって、そうしたことを述べる雰囲気が広まらないようするのだ。そうすれば、積極的に新しいアイデアが生み出され、いろんな工夫に取り組む姿勢が出てくる。

2023年2月1日水曜日

【利用者向け429】しめくくりの二か月

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年2月1日 水曜日(すいようび)。

 1月が 終(お)わって 今日(きょう)から2月。

 2月は28日までしか ありません。

 一年(いちねん)で 一番(いちばん) 短(みじか)い月(つき)です。

 令和(れいわ)4年度は 2月と3月の 残(のこ)すところ 二か月。

 しめくくりの 二か月。

 楽(たの)しく 元気(げんき)な 生活(せいかつ)をして 仕事(しごと)にも

 せいだしましょう。