2019年9月2日月曜日

多忙感のみ残る仕事

 本日は9月2日、月曜日です。
 理事長の出勤は月曜日です。
 のぞみの家会議室で本ブログを書いているところです。
 昨日の「理事長の部屋」のつづきです。
 川村隆彦著「支援者が成長するための50の原則-あなたの心と力を築く物語-」の一節は、「人を助ける仕事をめざし、支援者としての一歩を踏みだした」という個所の引用だった。
 そのつづきは、こうである。

 【引用はじめ】

 最初、仕事は何もかも新鮮だった。利用者を体当たりで受け止めた。
 成功もあり、失敗もあった。
 しかし彼には、そのことを話し合い、適切なアドバイスをくれる人がいなかった。
 そして、忙しいだけの日々が過ぎていった。(p.7)

 【引用おわり】

 最初の新鮮な驚きや輝きが、時間とともに失われていく。
 利用者に対する情熱的ながんばりもいつの間にかなくなっていくのだ。
 なぜか。
 成功や失敗に対する仲間や先輩からの適切なアドバイスがない。
 多忙さに埋没してしまうのだ。
 あんなに意欲に燃えてやろうとしていたのに。
 いつの間にかなんとなくやらされている感じになっている。
 自らがんばっている感じがなくなっていく。
 多忙感のみが残る仕事となる。

 ということで、この支援者の話はまだまだつづく。


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