2019年9月1日日曜日

支援者向けの良書

 支援者向けの良書がある。
 川村隆彦著「支援者が成長するための50の法則―あなたの心と力を築く物語―」中央法規出版(2006年)、定価2600円(税別)
 川村氏は、神奈川県立保健福祉大学准教授で、日本ソーシャルワーカー協会倫理問題委員だ。
 ソーシャルワーク修士。
 ソーシャルワーク関係の著書も多い。
 私の手元にある上記の著書は、2014年第11刷のもの。初版は2006年だからロングセラーとなっている。
 この手の著書としては、売れ筋と言っていい。

 本書の帯には、「"決意を込めた実践力"を養うために!」とある。
 さらに、「福祉、保健、医療、教育など人々の支援にかかわるさまざまな専門職が実践するために深く理解し、身につけておかなければならない原則について、多くの身近な事例を通し具体的に考え学びます。」 
 数年前に、購入していたのだが、前半部をななめ読みした程度だった。

 序章に次のような記述がある。

 【引用はじめ】

 空を向いて、ぽつんと立っている「建てかけの家」を目にしたとき、一人の若者のことを思い出した。
 彼は中学のころから、人を助ける仕事につきたいと考えていた。
 自分が問題を抱えていたとき、他の人から助けてもらった経験があり、それがきっかけとなり、人を助ける仕事をめざすようになった。
 彼はその後、専門的な知識を学び、ボランティアで実践の楽しさも知った。
 やがて彼は施設に就職し、支援者として一歩を踏み出した。(p.6-p.7)

 【引用終わり】

  もちろん、施設就職してからのその後が書いてある。どうなったか。それは、次に続く。
 乞うご期待。
 今後、本書をだしに私なりの思いを伝えていきたい。
 お付き合い願いたい。
   

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