2019年9月3日火曜日

働く意味を失った若者

 前日の本ブログは、「多忙感のみ残る仕事」がタイトル。
 川村隆彦著「支援者が成長するための50の原則」からの記述である。
 障がい者サービス事業所で意欲的に働いていたのが、いつの間にか多忙さに埋没してしまっている話だ。
 そのつづきは、こうなっている。

 【引用はじめ】

 やがて毎日が同じ作業の繰り返しに思えてきた。
 がんばっても、がんばらなくても、何も変わらないように思えた。
 だれも彼に仕事の夢やビジョンを語ってくれなかった。
 人を支援することのすばらしさややりがいを、教えてくれる人はいなかった。
 この若者は、しだいに働く意味を見失っていった。 (p.7)

 【引用おわり】 

 毎日の繰り返しに意味を見いだせなくなっている若者。
 やりがいを見失ってしまった。
 この時、若者に対する支援が適切になされるどうか。
 仕事の意義を語り合える仲間がいないと。
 支援者の成長を支える視点である。

 この話は3回目。これからもこの話は、まだまだつづけます。

 

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