2019年9月6日金曜日

専門家は少しずつ成長する

 「働く意味を失った若者」に対してどのように支援するか。
 そして、どのように育てるか。
 そうした話の6回目。
 誰だって、すぐに専門家になれるわけでない。
 りっぱな支援者になるには、助言なり訓練がいる。
 将来をみすえた対応である。
 それについて、川村隆彦氏は次のように述べる。

 【引用はじめ】
 
 支援者を、現在の姿から、少しずつ完成に導くためには、まず、彼らの将来像を思い描く必要がある。
 「私は、将来、どのような支援者になれるのだろうか?」
 「彼は、将来、どのような専門家になれるのだろうか?」
 そして、思い描いた将来の姿に向けて、あなたの助言や訓練を与えてほしい。 

  (川村隆彦著「支援者が成長するための50の原則」p.8)

 【引用おわり】

 川村氏は、現在の姿だけで判断しては誤るとも言っている。
 現在の不完全さに対して、不満を抱くことが多い。
 専門家は少しずつ成長するのだ。 

0 件のコメント:

コメントを投稿