「働く意味を失った若者」に対してどのように支援するか。
そして、どのように育てるか。
そうした話の6回目。
誰だって、すぐに専門家になれるわけでない。
りっぱな支援者になるには、助言なり訓練がいる。
将来をみすえた対応である。
それについて、川村隆彦氏は次のように述べる。
【引用はじめ】
支援者を、現在の姿から、少しずつ完成に導くためには、まず、彼らの将来像を思い描く必要がある。
「私は、将来、どのような支援者になれるのだろうか?」
「彼は、将来、どのような専門家になれるのだろうか?」
そして、思い描いた将来の姿に向けて、あなたの助言や訓練を与えてほしい。
(川村隆彦著「支援者が成長するための50の原則」p.8)
【引用おわり】
川村氏は、現在の姿だけで判断しては誤るとも言っている。
現在の不完全さに対して、不満を抱くことが多い。
専門家は少しずつ成長するのだ。
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