話が弾むようにするにはどうするか。
相手の話をよく聞いて、相手の話にうまくのることである。
それについて、舞田本では次のように述べている。
舞田・杉山氏の共著書の紹介は、通算で179回目となる。
【引用はじめ】
発言にすかさず応答すると発言の回数が増える。
日常会話だってそうだ。
ろくに相槌も打たない相手に話はできない。
相手が、目を輝かせたり、身を乗り出したり、タイミングよくうなずいたりするから、話は弾む。
コンピュータを使った実験では、相手からのリアクションを0.3秒遅らせただけで違和感を覚え、話し方がぎこちなくなるという結果があるほどだ。
試しに、電話の相手がしゃべっている時に、絶対相槌を打たず、黙って見るとよい。
必ず相手は「聞こえてる?」と聞き返してくる。
だから、発言を引き出すには、発言にすかさず反応を返してやることだ。
(舞田竜宣 + 杉山尚子著「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」p.32、2008年、日本経済新聞出版社刊)
【引用おわり】
漫才のぼけとつっこみの関係によって、テンポのいいやりとりが笑いを誘う。
質疑がほとんどなく、報告のみで終始するミーティングを毎回繰り返す組織は問題である。
これでは、相手任せの協力関係が見られない組織になってしまう。
互いの考えを表明して、より良い方向を見いだす必要がある。
そのためにも、報告に対する質問や意見を出せるようにすることが大事である。
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