行動の問題を分かりやすく分析するのにダイアグラム(図示)を使う。
それについて、舞田本では次のように述べている。
舞田・杉山氏の共著書の紹介は、通算で188回目となる。
【引用はじめ】
ダイアグラム(図示)を書く際は、左(直前)から順番にではなく、真ん中の「行動」から始める。
「課員が定時に帰社する」または「課員が定時退社の準備をする」などと書き入れよう。
行動を書き込む以上、動詞であること、しかも、動詞の原形で書くことを習慣づけたい。
また、誰の行動を分析しているかを明らかにするために、主語もつけて書くとよい。
(直前) →(行動) 課員が定時退社の準備をする→(直後)
(舞田竜宣 + 杉山尚子著「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」p.50、2008年、日本経済新聞出版社刊)
【引用おわり】
「直前→行動→直後」にどんなことがあったかを明確にする。
これによって、どこにどのような問題かが見えてくる。
「課員が定時退社の準備をする」と、「直後」に課長はどのような行動をしているかを明らかにするのだ。
そして、「課員」の「行動」の「直前」には課長がどうしていたかを明らかにすることだ。
そうすることで、ダイアグラムを完成させることになる。
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