行動について、やる気や意欲など心の中に原因があると考えることには、「循環論」や「個人攻撃」といった弊害があった。
それでは、行動の原理をどう考えるといいか。
それについて、舞田本では次のように述べている。
舞田・杉山氏の共著書の紹介は、通算で171回目となる。
【引用はじめ】
行動の原因はどのように考えればよいのか。
「行動は、行動直後の結果によって制御される」ということだ。
行動の原理では、行動の頻度に着目する。
その行動が今後も繰り返されるか、それともしなくなってしまうかは、その行動をした直後に何が起こるかで決まってくる。
(舞田竜宣 + 杉山尚子著「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」 p.16、2008年、日本経済新聞出版社刊)
【引用おわり】
行動の原因は、行動の直後の結果がどうなっているかで決まる。
行動の直後の結果によって、その行動が増えるのか、減るのかが決まるのである。
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