ミーティングなどで、参加者の発言が少ないので、発言の直後にうなずく。
そうした行動を繰り返して発言行動を徐々に増やす。
それについて、舞田本では次のように述べている。
舞田・杉山氏の共著書の紹介は、通算で181回目となる。
【引用はじめ】
強化(行動の回数が増えること)の随伴性(行動と行動の直後の状況の変化)によって、社員の行動は驚くべき変化を遂げる。
このときの直前直後の変化も重要だ。
たとえば、「笑顔がない」から直後の「笑顔がある」、「うなずいていない」から「うなずく」などの変化である。
こうした直前の「ない」から直後の「ある」への変化を「出現の変化」という。
発言する前になかった笑顔やうなずきが、発言によって出現したのだ。
行動の直後に出現して、行動を強化する刺激やできごとを、専門用語で好子(こうし)という。
(舞田竜宣 + 杉山尚子著「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」p.33、2008年、日本経済新聞出版社刊)
【引用おわり】
うなずいて発言行動を増やす。
うなずくことが発言行動を強化するのだ。
発言した直後にうなずくと、相手の発言が増える。
うなずくことは、「好子(こうし)」ということになる。
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