前向きな発言があったら、すかさず笑顔なる。前向きな発言が増える。笑顔は好子だ。
反対に後ろ向きの発言になったら、すかさず笑顔がなくなる。
こうなると、前向きな発言はどうなるか。
それについて、舞田本では次のように述べている。
舞田・杉山氏の共著書の紹介は、通算で185回目となる。
【引用はじめ】
弱化 行動の回数や強度が減ること。または、減らす操作
人間の行動は、直後に好子が消失すると弱化する。これが行動の原理の二番目だ。
好子消失の弱化 行動の直後に好子が消失すると行動は減少する
(舞田竜宣 + 杉山尚子著「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」p.36、2008年、日本経済新聞出版社刊)
【引用おわり】
後ろ向きの発言になると、聞き手の笑顔が消える。
弱化である。強化と反対の手続である。
発言の直後に笑顔がなくなると後ろ向きの発言が減少することになる。
好子消失による弱化と呼ばれるものである。
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