ヒトの行動の原因は、心や性格でなく、行動の結果によるとする。
それが行動分析学の考え方だ。
それについて、舞田本では次のように述べている。
舞田・杉山氏の共著書の紹介は、通算で177回目となる。
【引用はじめ】
行動分析学では、ヒトの行動の原因は心や性格にあるのではなく、行動の結果、さらにいえば、行動の直前から直後への状況の変化にあると考える。
行動する前に出した指示よりも、行動したあと、聞き手に何を返すかが重要である。
(舞田竜宣 + 杉山尚子著「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」p.29、2008年、日本経済新聞出版社刊)
【引用おわり】
行動の前に指示を出す。
指示どおりに聞き手が動くためにはどうすればいいか。
聞き手に対して、指示を出す側が、聞き手の行動の後に、どんな対応したかが重要になる。
聞き手に肯定的に対応するか、否定的に対応するかで聞き手の行動も変わるのである。
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