組織の生産性を上げるのは、どんな好子か。
上司からの承認というのが重要である。
このことについて、舞田本では次のように述べている。
舞田・杉山氏の共著書の紹介は、通算で235回目となる。
【引用はじめ】
ニューヨーク州にあるフレッド・ケラー・スクールでは、就学前の子どもたちに、マン・ツー・マンで生活スキルやアカデミックスキルを教えていた。
教師たちは高度な専門性が求められ、子どもたちへのレッスンは驚くほど高い集中力で行われていた。
教師にとって、何が好子なっているのか。
「子どもたちのスキルが上がっていくことが、教えることの好子になっている」とか、「教師の給料が好子になっているのか」と思ったが、そうではなかった。
教師の行動を支えているものは、100パーセント、スーパーバイザーからの注目だった。
上司からの注目や承認が組織の生産性を上げたのである。
(舞田竜宣 + 杉山尚子著「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」p.120~p.121、2008年、日本経済新聞出版社刊)
【引用おわり】
部下にとって、上司からの承認というのはとても大事である。
部下の意欲向上に大いに寄与する。
上司は部下の行動に着目し、適切な行動に対しては即座に強化することが大事だ。
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