真面目で仕事熱心な部下なのだが、成果につながらない。
どうしてだろうか。
このことについて、舞田本では次のように述べている。
舞田・杉山氏の共著書の紹介は、通算で236回目となる。
【引用はじめ】
部下は、熱心に働いているのに、そのわりに成果が上がらない。
だから部下の問題は単に「働く」行動を強化し、その頻度や強度を増やすだけでは解決しない。
このような部下は、一般的には「要領が悪い」と表現される。
行動の問題を扱うときには、常に特定の行動に焦点を当てることが大切だ。
「要領が悪い」というのは具体的でない。
「もっと要領よくしなさい」などと言ったところで、効果はない。
要領が悪いというのは、何なのか、もっと行動のレベルで具体的に考えてみる必要がある。
(舞田竜宣 + 杉山尚子著「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」p.133、2008年、日本経済新聞出版社刊)
【引用おわり】
働いてもそれが成果につながらない。
仕事のやり方に問題がありそうだ。
要領が悪いと言われても、どうすればいいか。
それが分からない。
仕事のやり方を分析して、どこに問題があるか明らかにする必要がある。
その問題を焦点化し、行動レベルまで具体化することで解決に取り組むことである。
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