行動の問題が生じたらどんなことが問題か具体的にとらえることである。
このことについて、舞田本では次のように述べている。
舞田・杉山氏の共著書の紹介は、通算で222回目となる。
【引用はじめ】
上司が部下の何を褒めようとしているのか。
はじめは、「頑張り」と答える。
そして次に、「よい仕事をすること」と言い直す。
さらに、「努力、成果」と言い換える。
最後に「何かヤマを乗り越えること」という結論に達した。
これをさらに「課題を克服すること」と言い換えている。
行動の問題を考えるときは、「頑張り」「努力」「よい仕事をする」という抽象的な言い方ではなく、できるだけ具体的に考えることが重要である。
(舞田竜宣 + 杉山尚子著「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」p.111、2008年、日本経済新聞出版社刊)
【引用おわり】
行動の問題について、明確にとらえることができなければ、ますます問題を大きくしまう。
漠然ととらえてしまうことの問題である。
問題をしっかり焦点化して把握することが重要である。
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