行動に関する問題について、その原因を明らかにして、その解決に取り組むのが行動分析学である。
このことについて、舞田本では次のように述べている。
舞田・杉山氏の共著書の紹介は、通算で240回目となる。
【引用はじめ】
行動分析学は、行動を研究対象として、その原因を分析し、行動の問題を解決していく科学である。
したがって、行動に焦点を当て、それを改善することが本筋である。
たとえば、「会議で発言する」「定時退社する」「部下をジロリと睨む」「皮肉な発言をする」といった具体的な行動を取り上げ、その頻度を増やしたり減らしたりすることを目指している。
(舞田竜宣 + 杉山尚子著「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」p.137、2008年、日本経済新聞出版社刊)
【引用おわり】
行動分析学は行動に焦点を当てる科学である。
行動を突き詰める実践的な科学である。
私たちの身のまわりにある日常的な行動を取り上げ、なぜそうした行動が増えたり減ったり続いたりするのかを明らかにする。
私たちにとっては、身近な生活改善にも役立つものといっていい。
この考え方を身につけることによって、より良い生活が可能になる。
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