2020年8月30日日曜日

鉄則④ルールをはっきり規定せよ

 パフォーマンス・マネジメントの鉄則①は、「口約束でなく文書で残す」こと。
 鉄則②は、ターゲットにとって「効果的な好子や嫌子を探す」こと。
 鉄則③は、「パフォーマンスのチェックを頻繁に行う」こと。
 そして、鉄則④は、「ルールをはっきり規定せよ」だ。
 このことについて、舞田本では次のように述べている。 
 舞田・杉山氏の共著書の紹介は、通算で248回目となる。

【引用はじめ】


 鉄則④ ルールをはっきり規定せよ

 何をどれだけしたら、どのように報われるのか。
 逆に、しなければどのような報いが待っているのか。
 その随伴性をはっきりさせておかなければならない。
 しかも、ビジネスパーソン相手にパフォーマンス・マネジメントをするときは、この随伴性を言葉で明示するのだ。
 随伴性を言葉で明示したものは「ルール」と呼ぶ。

 
 (舞田竜宣 + 杉山尚子著「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」p.141、2008年、日本経済新聞出版社刊)
                     
【引用おわり】


 パフォーマンス・マネジメントでは、ターゲット行動を「文書で残す」のである。
 そうなれば、当然言葉によって明確にする必要がある。
 言葉できっちりと分かるように明示することである。
 「ルールによる規定」というのは、「言葉による規定」なのである。

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