2021年12月16日木曜日

「新年の抱負」を達成できた理由

 「新年の抱負」を、うまく実現する人って1割もいない。結局、目先のことをやらなければならないので、どうしても後回しになってしまう。あっという間の1年がたっている。ああ、今年もうまくいかなかったと、自分のダメさを反省するなんてことがある。

 なんとかしたい。うまくできた1割の人たちはどんなことをしたんだろう。

 そのことについて、榎本氏は次のように述べる。榎本氏の著書からの引用は第165回目である。

【引用はじめ】

 「新年の抱負」は、緊急度が低いので、ついつい後回しにして、後回しにして、後回しにして・・・。気づいたらもう12月というわけです。

 アメリカの「inc.com」というサイトで新年の抱負を達成できた理由を調査した結果、次のようなことに取り組んでいたそうです。

  • 目標を具体的な行動にし、無理なく設定した
  • 進捗を報告し、フィードバックを受けるサイクルをつくった
  • アドバイザーにフォローしてもらった
  • 習慣化して繰り返した

榎本あつし著「自律型社員を育てる〖ABAマネジメント〗」2017年(アニモ出版) p.204

【引用おわり】

 「新年の抱負」を成し遂げた人たちは、その取り組み方が違う。

 まず、目標を具体的な行動レベルに落とし込んでいる。そして、進捗状況を定期的に確認し続けた。

 また、アドバイザーなどにもこれでいいかどうか、意見を求めた。

 この取り組みが生活時間の中にしっかり根付くようにもしたのである。

 こんなふうな工夫があってこそ、「新年の抱負」を成し遂げることができたのである。 

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