人の行動はどうやれば変えられるのか。人格や性格のレッテル貼りしても行動の改善は難しい。客観性にねざした科学的アプローチが求められる。以下、そのことについて舞田本では、次のように述べている。引用は、通算で第8回目となる。
【引用はじめ】
どうやって人の行動を変えるのか。
基本的には、「強化」「消去」「弱化」という3つの方法だけで、人の行動は制御できるのだ。
職場の上司、同僚、部下はもちろん、顧客の行動だって変えられる。職場関係だけでなく、家族の行動も変えられる。さらには自分の行動も変えることができるのである。また、この方法を使えば、個人だけでなく、組織の行動も変えられる。つまり、組織風土や文化と言ったものも、マネジメントできるのだ。
舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊) p.16
【引用おわり】
人の行動を制御する方法は、上記の3つである。専門用語でいう「強化」「消去」「弱化」を適切に用いることで、自分も相手も、そして組織や文化なども変えられる。それをどのように用いればよいか。それを少しずつ学んでいこう。
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