行動分析学によれば、人の行動は、「強化」「消去」「弱化」の3つの原理で決まる。その一つ「強化」の原理とはどういうものか。以下、そのことについて舞田本では、次のように述べている。引用は、通算で第9回目となる。
【引用はじめ】
強化とは、
- ある行動をした直後に
- 良いことがある(心地よさや、苦痛からの解放などがある)と
- その行動をもっとするようになる
という原理である。
舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊) p.18
【引用おわり】
強化の原理を用いることによって、行動の頻度を増やすことができる。行動の直後に、良いこととか、嫌なことから逃れることとかがあれば、行動の頻度は増えるのである。
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