新入社員に対して、初めての仕事を教えるときには一つ一つ丁寧に教える。それもやって見せて、その通りやったら褒めるといったやり方である。連続強化によって教えていくのである。これが効率的な教え方といっていい。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第256回目となる。
【引用はじめ】
- 職場で新入社員に仕事を教えるときには、どのようにするか。
- まずはつっきりで、、やり方を教え、やらせてみて、できたら褒める、ということをしばらく続けるだろうか。
- それは、つっきりで本人の行動を見てあげて、できるたびに褒めてあげるほうが、本人の伸びが早いからだろう。
- これは、連続強化をしているためである。
舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.49
【引用おわり】
新入社員が初めての仕事をしっかり身につけるように、先輩たちは段階を踏んで褒めながら教えるのが最も効率的である。昔風の背中を見て覚えろといった乱暴な教え方では、失敗ばかりで非効率だ。一つ一つ褒めて教えることが、早く身につく。初めは連続強化によるやり方がいい。
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