子どもを勉強好きにしたいと多くの親は思っている。どうすれば、勉強が好きな子どもに育つのだろう。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第243回目となる。
【引用はじめ】
- 勉強好きな子どもを育てようと思ったら、いかに強化を多くし、弱化を少なくするかがポイントである。
- たとえば今、「勉強するとゲームができなくなる」という弱化が働いているなら、これを「勉強したらゲームができる」という強化にすれば、弱化が減って強化が増える。
- 具体的にはゲームは親が保管し、勉強したら使わせてあげる、などの方法が考えられる。
舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.37~p.38
【引用おわり】
勉強が好きな子どもにするには、勉強する行動が強化されるようになればいい。日常生活の中には、勉強以上に魅力的なことが多い。そうした葛藤の中で子どもたちの生活はある。親はそうしたことを上手に調整してやることだ。ゲームがやりたいことがあれば、まずは宿題などが終わったらできるようにしてあげるのだ。こうしたことって多くの親たちがやっている。ただ、無理強いしたりしてかえって勉強嫌いにしている場合もあるので、要注意。
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