職場が閉塞感で包まれているというのは、どういう状態になっていることをいうのか。それがどうなれば、改善できるといえるのか。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第391 回目となる。
【引用はじめ】
- 職場の閉塞感を打ち破るには、どうすればよいか。
- まずは、働き甲斐を持たせる工夫を考えましょう。
- 今の職場では一生懸命働いても、
- 成果があがらない(消去)
- 充実感が得られない(消去)
- 成長感が得られない(消去)
- 自分や会社が成功する気がしない(消去)
- お客様からクレームをつけられる(弱化)
- 消去と弱化ばかりがあるために、頑張って働かなくてはと頭では思いつつも、体や心のほうがいうことをきかない。
- これらの消去と弱化とを、できるだけ強化に転じるような策を講じたい。
舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.151~p.152
【引用おわり】
職場内がどうしようもないほど閉塞感に包まれている。成果があがらず、働き甲斐がない。顧客からのクレームへの対応もうまくいかない。こんな状況をどうすれば解消し、働き甲斐ある職場にすることができるのだろう。不平不満だらけの職場から、満足を得られる職場づくりにする方策を探る必要がある。
0 件のコメント:
コメントを投稿