新製品の開発というのは、どんなプロセスをへて完成するのか。そのプロセスを順調に進展させるにはどうするか。一つひとつのプロセスがうまくいったらみんなでお祝いし喜びを分かち合うのがいい。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第394回目となる。
【引用はじめ】
- 新製品の開発を課題分析すれば、以下のような行動があることが分かります。
- 設計
- 技術開発
- ラボ試作
- 量産試作
- 市場投入
そして、これらの行動は、すべて強化が可能です。
- 設計図を描けたら祝う。
- 製作に必要な技術を開発し、特許を出願したらまた祝う。
- ラボ(研究室内)でプロトタイプが試作できたら、さらに祝う。
- ラボでの成果を踏まえ、工場で試作品が製造できるようになったら、もっと祝う。
- 市場投入のために、製造(工場への)移管が完了したら、盛大に祝う。
舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.154~p.155
【引用おわり】
新製品開発といっても、一気に成し遂げることはできない。「塵も積もれば山となる」という一つずつプロセスを積み上げる必要がある。例えば、第一ステップの「設計図ができた」となったら、ここまで成し遂げたと喜び祝うのである。そして、次のステップに挑み、「特許の出願できた」ら喜んでお祝いするのである。こうした積み上げを一つずつクリアして、最終的な「市場投入」で大いにお祝いすることになる。
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