2023年4月20日木曜日

成果に至る行動に着目

 成果があがらない。それで悩む。新製品を開発しても売り上げが上がらない。それがずっと続く。どうすれば良いか。悩み続けることになる。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第393回目となる。

【引用はじめ】

  • 研究開発職にとって、仕事での成果とは、新製品で売り上げを上げることです。
  • ですが景気の悪いときには、なかなか新製品が売れず、周りからは「なんでもっと売れる製品をつくれないのだ」などと責められます。
  • 夜も寝ないで考えて、やっと作り上げた新製品が売れない。
  • つくっても、つくっても、売れない。
  • これでは閉塞感にとらわれても不思議ではありません。
  • 新製品で売り上げを上げることが、研究開発職にとって最終的な成果であることは、事実です。
  • それまでは何の成果も上がっていないと思ってしまうのは間違いです。
  • 成果は行動ではありません。
  • 最終成果があがらないときに大切なことは、成果に至る行動に着目することです。

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.153

【引用おわり】

 売り上げが上がらないと、どうしょうもないと悩み続ける。もちろん、売り上げが上がらない理由はさまざまだ。売り上げだけにこだわっていては、解決できない。今までやってきて一つ一つの行動を振り返ることである。最終的な売り上げだけでなく、そこまでに至ったプロセスが大事なのだ。そこから、何らかの解決の道を探るのである。

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