今の職場は閉塞感があって、働き甲斐がない。それを行動分析学によるABC分析するとどうなるか。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第378回目となる。
【引用はじめ】
『働き甲斐がない理由』
- 先行条件(A)景気が悪いときに→行動(B)働く→結果(C)成果があがらない(消去)
- 先行条件(A)景気が悪いときに→行動(B)働く→結果(C)充実感がない(消去)
- 先行条件(A)景気が悪いときに→行動(B)働く→結果(C)成長感がない(消去)
- 先行条件(A)景気が悪いときに→行動(B)働く→結果(C)お客様からクレームあり(弱化)
景気が悪いときには、以上のようなことはどこの職場でも起こりがちです。
舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.142
【引用おわり】
この職場では、「働く」ことが結果「成果なし」「充実感なし」「成長感なし」「クレームあり」などの消去・弱化される。これでは、働き甲斐が起こらない。先行条件には、景気が悪いからということもある。それにしても、ただ手をこまねいてばかりはいられない。何とかしなければ。働いた結果が強化されるようにするにはどうするか。
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