仕事が報われるととても嬉しい。新製品を開発し、市場に投入できてその売上げが伸びるというまでには、多くの努力が必要だ。最終目標に到達するまでの各ステップが成し遂げることに喜びをもってとらえられれば、一つひとつの努力も報われる。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第396回目となる。
【引用はじめ】
- 仕事は博打ではありません。
- 仕事への報いを博打と同じにしてはいけません。
- 努力したら努力しただけ必ず報われる仕組みを持たなければいけません。
- そうするからこそ、人は努力を重ねようとするのです。
- このように課題分析を行うことで、強化のポイントをうまく作ることができます。
- そしてそれが成果をあげたという認識へとつながります。
- また、このときに上司を含む周囲が認め祝ってあげることで、当人は自分の仕事の意義を感じることができます。
- それが充実感へとつながるのです。
舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.155~p.156
【引用おわり】
商品開発などにおいては、さまざまな難しい課題が立ちはだかる。そうした課題の分析によって、課題をクリアしていく必要がある。それも一つひとつ確実になしとげなければならない。その一つの課題が成し遂げられたら、その直後には大いに喜びを表すような強化することが重要だ。そうやって、一歩ずつ最終課題まで到達するようにするのである。
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