リーダーとしての役割を果たせるようにしたい。それができないのは、自らのせい、部下のせい、社会のせい、経済のせいにする。これは個人攻撃の罠にはまっていることになる。そうした内容について、島宗リーダー本による第296回目の引用である。
【引用はじめ】
リーダーが育たないという声をよく見聞きします。しかし、リーダーがリーダーの仕事ができていないことを、リーダー自身や日本の文化や教育のせいにしているうちは個人攻撃の罠にはまっているだけです。何も変わりません。
行動公式があてはまるのは部下の行動だけではありません。リーダーの行動(B/l)にもあてはまります。
V(業績)=A(先行事象)×B/l(リーダーの行動)×C(後続事象)
つまり、リーダーシップによって部下や社員の行動を変えることで会社の業績を伸ばすためには、リーダーがリーダーの役割を果たせるように、リーダーの行動の随伴性を整備すればいいのです。
(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる!リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.154)
【引用おわり】
今のままでは、業績向上を図るのが難しい。そうだとすれば、リーダーとして行動を変える必要がある。リーダーシップによって、部下を変え、業績の向上につながる随伴性を実行するのである。
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