貨物の破損を積み込む前に発見することが損害を減らすことにつながる。それが今まで十分なされていなかった可能性がある。そうした内容について、島宗リーダー本による第283回目の引用である。
【引用はじめ】
コンテナ輸送中に貨物が破損すると、鉄道会社はその責を負い、修理や弁償などの支払義務が生じます。コンテナに荷を積む前に破損していた場合は、当然ながら免責となります。従って、荷物を積み込む前に破損がないかどうかを確かめることは、本来支払義務がない補償金を支払うことになるリスクを抑えるために重要な行動です。
この会社ではビデオカメラを用いた最新鋭の検査システムを導入していましたが、それでも検出できていたのは、毎月、4千ドルから5千ドルくらいの損害でした。
(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる!リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.145)
【引用おわり】
破損した貨物をビデオカメラで発見しようとした。しかし、それだけでは実情とほど遠いものであった。最新鋭の機器だけで発見するのは限界があった。
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