リーダーがいかなる行動を期待されているか。そのために、そうした行動が自発するようにするには、どうすればいいか。リーダーにとって、どんな行動の随伴性を整備したらいいのだろう。そうした内容について、島宗リーダー本による第297回目の引用である。
【引用はじめ】
リーダーシップによって部下や社員の行動を変えることで会社の業績を伸ばすためには、リーダーがリーダーの役割を果たせるように、リーダーの行動の随伴性を整備すればいいのです。リーダーが育たないと嘆く前に、まずは随伴性を書き出してみましょう。
先行事象(A)「リーダーに期待する行動が具体的に示されているか?」
↓
標的行動(B)「リーダーに期待する行動を学習する機会が与えられているか?」
↓
後続事象(C)「リーダーに期待する行動が強化されているか?」
(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる!リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.154~p.155)
【引用おわり】
リーダーがやるべき行動を、ABC分析してみる。今足りないものは何かを明らかにして、リーダーに期待する行動の随伴性を書き出してみる。それにそって、実行し修正しながらリーダーシップが業績向上につながるようにするのである。
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