リーダーがその役割を果たせるようにするためには、単なる理念などを並べただけではうまくいかない。効果のある随伴性が整えられなければならない。そうした内容について、島宗リーダー本による第302回目の引用である。
【引用はじめ】
会社の理念にうたわれていることがたとえリーダーにとって好子であっても、随伴性が非力であれば行動は強化されません。
"自覚"や"責任感"だけでは行動が維持されると思い込むのも継続の幻想です。
リーダーを育て、活躍させたいのなら、リーダーとして望ましい行動が強化される随伴性を設定しましょう。
V(B/F)業績(部下の行動)=A(先行事象)×B/L(リーダーの行動)×C(後続事象)
(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる!リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.156)
【引用おわり】
リーダーがそれなりの力量を発揮できるように期待されている。その期待に応えるには、リーダーの適切な行動が強化されるようにしなければならない。とくに、リーダーの行動の直後の随伴性いかんが重要である。強力な随伴性を整備する必要があるのだ。
0 件のコメント:
コメントを投稿