今日(きょう)は 令和(れいわ)6年11月12日 火曜日(かようび)。
今朝(けさ)も 朝(あさ)もやで おおわれています。
どこも 見通(みとお)しが 悪(わる)くなっています。
みんなを迎(むか)えにいく車(くるま)の 運転手(うんてんしゅ)さんも
安全運転(あんぜんうんてん)を 心(こころ)がけています。
日中(にっちゅう)は 晴(は)れます。
今日(きょう)は 令和(れいわ)6年11月12日 火曜日(かようび)。
今朝(けさ)も 朝(あさ)もやで おおわれています。
どこも 見通(みとお)しが 悪(わる)くなっています。
みんなを迎(むか)えにいく車(くるま)の 運転手(うんてんしゅ)さんも
安全運転(あんぜんうんてん)を 心(こころ)がけています。
日中(にっちゅう)は 晴(は)れます。
ポジティブな行動マネジメントを学んだからといって、最初からうまくいくとは限らない。知識だけでは実践につながらないからである。短兵急に物事をとらえても、簡単にはいかない。そうした内容について、島宗リーダー本による第410回目の引用である。
【引用はじめ】
「褒めたのに何も変わりません」「ポジティブなフィードバックをしたのに業績が上がりません」「指示を明確にしたのに部下は混乱したままです」とかという、話があります。
それをどう乗り越えればよいか。最初から100%うまくいくことは少なくて、それが正解です。
ポジティブな行動マネジメントは、こうすればうまくいきますよという「ハウツー」ではありません。このように進めれば、うまくいく手続きを見つけられますよという、「ハウツーを発見するための方法論」なのです。
(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる!リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.210)
【引用おわり】
ポジティブな行動マネジメントを職場において、実践してみる。しかし、思いどおりにはいかない。なんだうまくいかないじゃないかとあきらめてしまう。しかし、そのときの失敗から学ぶこともおおい。失敗の原因をABC分析によって明らかにする。そこから新たな実践を試みるのである。
今日(きょう)は 令和(れいわ)6年11月11日 月曜日(げつようび)。
毎年(まいとし) 恒例(こうれい)になっている 「すぎそば」さんに 今年(ことし)も
招待(しょうたい)いただきました。
みんな 楽(たの)しみにしています。
合盛(あいもり)そば とてもおいしかったです。
30回目(かいめ)の 招待(しょうたい)です。
山形新聞(やまがたしんぶん)の 取材(しゅざい)もありました。
おいしそうに そば食(た)べているところ 新聞(しんぶん)にのりますよ。
上司は部下に対して、命令や指示ばかりで、部下はそれが受け入れられず無視したり、反発したりする。上司はそれで浮かぬ顔になり、命令が取り下げられたりする。部下としては、しめしめとなる。そうした内容について、島宗リーダー本による第409回目の引用である。
【引用はじめ】
「まわりの人から理解が得られません」と言っている人は、まわりの人を説得しようとして、反発の行動公式を発動させてしまっているのです。「やってみたらうまくいきました」と報告していくれる人には共通点があります。それは、とにかくまずは随伴性を変えてみるということです。
もちろん、部下や同僚やご本人のためになるような業績や成果につながる行動を強化する随伴性です。まわりの理解が得られないと嘆いている方は、ぜひ、まずは随伴性を変え、行動を変えてみて下さい。行動は知識によっては変わりません。
(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる!リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.209)
【引用おわり】
上司にとって部下の行動が思い通りいかなかったら、随伴性を変える必要がある。指示の仕方がよくなかったと知るべきだ。部下にも指示の内容のどこがわからないか、問うことである。随伴性の修正によって部下の行動を変え、思惑通りの行動を導くのである。
今日(きょう)は 令和(れいわ)6年11月10日 日曜日(にちようび)。
駅西広場(えきにしひろば)で 「にこにこマルシェ」がありました。
のぞみの家(いえ)も 玉(たま)こんにゃくの のぼりかかげて お店(みせ)を
出(だ)していました。
玉(たま)こん みそ田楽(でんがく) 売上(うりあげ)好調(こうちょう)でした。
次々(つぎつぎ)と お客(きゃく)さんが 来(き)ていましたよ。
天気(てんき)にも 恵(めぐ)まれて 客足(きゃくあし)が 途絶(とだ)えませんでした。
上司から無理難題を一方的に命じられたりすれば、部下は反発必至だ。こんなやり方されれば、いいことだってやろうとしなくなる。上司だからといって、部下が抵抗なく受け入れやすいやり方でなければならない。そうした内容について、島宗リーダー本による第408回目の引用である。
【引用はじめ】
左図のABC分析から推察されるように、反発も学習のたまものです。これまでに無理無謀な命令をされたときに、反発することで、命令が覆ったり、命令した人が困った表情をすることで強化されてきた行動パターンです。(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる!リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.208~p.209)
【引用おわり】
部下が反発するのも、上司のやり方に問題があるからと知るべきだ。反発することが強化されているからである。そうならないよう、随伴性を変える必要がある。
今日(きょう)は 令和(れいわ)6年11月9日 土曜日(どようび)。
今日(きょう)は 「119番(ばん)の日」です。
119番に 通報(つうほう)すると 消防(しょうぼう)が 出(で)ます。
火事(かじ)があったときに すぐ消防車(しょうぼうしゃ)に 来(き)て
もらうためです。
救急(きゅうきゅう)の時(とき)には 救急車(きゅうきゅうしゃ)が 来(き)て
くれます。
何(なに)かあったら あわてず 落(お)ち着(つ)いて 119番(ばん)に
通報(つうほう)してください。
場所(ばしょ)と 何(なに)があったかを 簡潔(かんけつ)に 伝(つた)え
なければなりません。
部下に対して、上司が命令や指示などで強制すると、反発にあうことがある。それはなぜだろう。反発したりすると、上司の行動が変わるからである。そうした内容について、島宗リーダー本による第407回目の引用である。
【引用はじめ】
人は、誰か他の人から何かするように強制されると、それ以外の行動をしたり、サボタージュする傾向があります。これはカウンターコントロールと呼ばれる現象です。(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる!リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.208)
【引用おわり】
部下の反発は、上司の命令や指示といった強制に対するカウンターである。そのカウンターによって、上司もひるんだりして上司の命令など覆ったりする。反発する行動もそうした学習によるものである。
今日(きょう)は 令和(れいわ)6年11月8日 金曜日(きんようび)。
今日(きょう)は 「いい歯(は)の日」です。
「いい(11)歯(8)」と読(よ)む ごろ合(あ)わせから 決(きめ)められました。
4月18日は 「よ(4)い(1)歯(8)の日」です。
いつまでも おいしく 楽(たの)しく 食事(しょくじ)を とれるようにすることが
大事(だいじ)です。
そのために 口(くち)の中(なか)の 健康(けんこう)を 保(たも)つことです。
いくらすばらしいことであっても、それが強制であったりすると、反発したり、抵抗したりすることがある。そうした内容について、島宗リーダー本による第406回目の引用である。
【引用はじめ】
知識の押し売りは、それがどれだけ素晴らしく役に立つ知識でも嫌われるものです。まして仕事のやり方を変えることにつながりそうな話であれば、正しく理解した人ほど、慎重になったり、警戒するのはむしろ当然のことだと思います。
人は、誰か他の人から何かするように強制されると、それ以外の行動をしたり、サボタージュする傾向があります。これはカウンターコントロールと呼ばれる現象です。公式にすると左記のようになります。(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる!リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.208)
【引用おわり】
部下が納得してないことを、上司などから命令や指示されると、反発してしまう。部下の理解を得られるようすることが重要だ。ついつい忙しさにまぎれて、そのあたりを手抜くと問題が生じかねない。はじめは時間かかっても、必要とする内容をていねいに説明することが大事だ。
今日(きょう)は 令和(れいわ)6年11月7日 木曜日(もくようび)。
今日(きょう)は 「立冬(りっとう)」です。
気温(きおん)も 10度(ど)ぐらいまでしか 上(あ)がりません。
ちょっと 寒(さむ)いねえ。
暖(あたた)かくして 過(す)ごさないと。
出(で)かけるときには コートもいる。
秋(あき)も 深(ふか)まり 一段(いちだん)と 寒(さむ)さを 感(かん)じる
季節(きせつ)になりました。
自主性が大事な業務もある。自主性よりも、ルーチンで確実に間違いなくやるべき業務もある。そうした内容について、島宗リーダー本による第405回目の引用である。
【引用はじめ】
すべての仕事に自主性が求められるわけでもありません。安全管理のように、標的行動が決まっていて逸脱なく実行することが最重要事項である業務もあります。
標的行動が未学習で、まずは部下ができるようになるまでシェイピングのテクニックを使って指導することが必要な場合もあります。
自主性を重んじる業務と、決められたルーチンを確実にこなしていく業務とを明確に区別することも、リーダーに期待されている役割の一つと言えるでしょう。
(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる!リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.207)
【引用おわり】
自主性が重んじられる業務は、創造的なものである。さまざまな工夫によって生み出される業務などが中心になる。今まで問題になっていたことの解決につながることなのだ。しかし、機械を安全に作動させるには、マニュアル通りにしなければならない。こうしたルーチンを守ることも忘れてはならない。
今日(きょう)は 令和(れいわ)6年11月6日 水曜日(すいようび)。
明日(あした)は 「立冬(りっとう)」です。
冬(ふゆ)が近(ちか)づく 季節(きせつ)のことばとして 10月23日が
「霜降(そうこう)」です。
11月22日は 「小雪(しょうせつ)」です。
11月7日は 「立冬(りっとう)」です。
秋(あき)が 極(きわ)まり 冬(ふゆ)の気配(けはい)が 立(た)ち始(はじ)める
ころです。
現代は、スピードが求められる時代だ。その実現には、標的行動を明確にして、達成されるたびに強化する随伴性が必要である。そうすることが、部下の自主性向上につなげることになる。そうした内容について、島宗リーダー本による第404回目の引用である。
【引用はじめ】
リーダーに求められるのは、期待する業績を明確に伝え、それを達成するのに必要な標的行動を強化することです。部下が目指す目標に向かって確実に進めるように、針路を示し、業績指標と行動指標をコンパスに使って、フィードバックを与え続けるのです。同時に、そのための権限や予算などの資源も確保し、実行に必要な環境を整えます。こうすることで、部下の行動の強化率を上げ、目標達成までのスピードを上げられます。
グローバリゼーションが進んでいる現代では、これまでに増してビジネスにスピードが求められます。ライフネット生命保険CEОの出口治明氏も、権限を明確にした上で部下に仕事を任せればスピードアップが図れるとしています。
(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる!リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.206~p.207)
【引用おわり】
リーダーは、部下に対して明確に役割や権限を伝え、それに従った行動ができるよう環境を整えるのである。適切な成果が上がったら、そのたびに強化するようにするのだ。
今日(きょう)は 令和(れいわ)6年11月5日 火曜日(かようび)。
今日(きょう)は 「いい(11)りんご(5)の日」です。
これからは おいしいりんごが 出回(でまわ)る 季節(きせつ)です。
真(ま)っ赤(か)に じゅくした りんご おいしいよねえ。
山形県(やまがたけん)は 青森(あおもり) 長野(ながの)に 続(つづ)いて
3番目(ばんめ)の 収穫量(しゅうかくりょう)です。
部下の自主性を高めるために、リーダーはどう行動すればよいか。部下がリーダーが求める成果を上げられるよう適切な支援することである。そうした内容について、島宗リーダー本による第403回目の引用である。
【引用はじめ】
自主性を重んじると仕事が遅くなりませんか?自主性は、先行事象をできるだけ減らし、後続事象をできるだけ増やせば伸ばせます。
リーダーに求められるのは、成果のコミュニケーションを行い、期待する業績を明確に伝え、それを達成するのに必要な標的行動を強化することです。
部下が目指す目標に向かって確実に進めるように、針路を示し、業績指標と行動指標をコンパスに使って、フィードバックを与え続けるのです。同時に、そのための権限や予算などの資源も確保し、実行に必要な環境を整えます。
こうすることで、部下の行動の強化率を上げ、目標達成までのスピードを上げられます。
(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる!リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.206)
【引用おわり】
部下に標的行動が確実に進められようにすれば、自主性も身につく。部下が成果を上げられるよう行動指標を示し、強化していくのである。こうした積み重ねにより自主性の向上を図るのである。
今日(きょう)は 令和(れいわ)6年11月4日 月曜日(げつようび)。
昨日(きのう)は 「文化(ぶんか)の日」で 祝日(しゅくじつ)でした。
今日(きょう)は 振替休日(ふりかえきゅうじつ)です。
3連休(れんきゅう)の 最終日(さいしゅうび)。
今朝(けさ)は 寒(さむ)くて ストーブを つけました。
霧(きり)も 濃(こ)かった。
日中(にっちゅう)は 晴(は)れます。
気温(きおん)も 20度(ど)を こえます。
寒暖(かんだん)の 差(さ)が はげしい。
着(き)るものも 調節(ちょうせつ)しないと。
自主性を重んずることは大事だ。しかし、そればっかりだと、仕事が遅くなってしまう心配がある。そうならないようにするには、どうすればいいか。そうした内容について、島宗リーダー本による第402回目の引用である。
【引用はじめ】
自主性を重んじると仕事が遅くなりませんか?
自主性は、先行事象をできるだけ減らし、後続事象をできるだけ増やせば伸ばせます。指示などを減らすことになりますが、これは部下に仕事を「丸投げ」するということではありません。部下に「とにかく何でもいいからやってみろ」と任せ、試行錯誤させることをお薦めしているわけではありません。
試行錯誤させてしまっては、部下の行動の強化率が下がります。強化率が下がると、不安になりますし、そもそも増やすべき望ましい行動も減ってしまいます。仕事が遅くなるかもしれません。
そのような場合にリーダーに求められるのは、成果のコミュニケーションを行い、期待する業績を明確に伝え、それを達成するのに必要な標的行動を強化することです。
(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる!リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.206)
【引用おわり】
自主性を重んずるかといって、ただ単に指示をせず、仕事を「丸投げ」すればうまくいくわけでない。試行錯誤の結果は、仕事がうまくいかず失敗を繰り返し、意欲も低下してしまうことだってある。最低限の明確な指示などを行い、うまくいったら適時適切な強化は必要だ。そして、だんだんと指示も減らしていって、自主的に仕事ができるようにすることである。
今日(きょう)は 令和(れいわ)6年11月3日 日曜日(にちようび)。
今日(きょう)は 「文化(ぶんか)の日」です。「文化(ぶんか)の日」は 「自由(じゆう)と 平和(へいわ)を 愛(あい)し 文化(ぶんか)をすすめる」日です。
昔(むかし)は 「天長節(てんちょうせつ)」 「明治節(めいじせつ)」という 祝日(しゅくじつ)でした。
行動を変えようとするならば、随伴性を変えなければならない。気持ちでは決して変わらない。気持ちは行動の原因にはなりえないのである。そうした内容について、島宗リーダー本による第401回目の引用である。
【引用はじめ】
標的行動と無関係に好子が出現すれば、標的行動は実行されなくなり(消去)、「仕事もできないのに、自信たっぷり」といったポジティブな感情だけが生まれます。こうした部下に手を焼いている方は、随伴性がこのような状態になっていないかどうか確認してみましょう。
ポジティブな行動マネジメントでは "気持ち" にも配慮しますが、それは気持ちを変えることで行動を変えようとしているからではありません。行動は気持ちでは変わりません。
(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる!リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.205)
【引用おわり】
感情は行動の原因でないので、行動を変えるには随伴性変えなければならない。行動の直後に好子が出現するなどが必要である。感情はあくまでも随伴性の副作用だ。
今日(きょう)は 令和(れいわ)6年11月2日 土曜日(どようび)。
今日(きょう)から 3連休(れんきゅう)です。
11月2日 3日 4日の 3日間(みっかかん)が 休日(きゅうじつ)です。
3日が 文化(ぶんか)の日で 祝日(しゅくじつ)なので 4日の 月曜日(げつようび)が
振替休日(ふりかえきゅうじつ)。
今年(ことし) 最後(さいご)の 3連休(れんきゅう)です。
今日(きょう)は あいにく 雨(あめ)ふり。
家(いえ)で じっくり テレビでも 見(み)るのかな。
感情は決して行動の原因ではない。感情は行動の副作用あるいは副産物と考えるのが、行動分析学の考え方である。そうした内容について、島宗リーダー本による第400回目の引用である。
【引用はじめ】
感情が行動の原因であると誤解したままだと、カレーの注文などの行動を増やすのに必要な要因(味や食感など)から注意がそれてしまいます。
情動の公式は嫌子だけではなく、好子にも適用可能です。その作用は、嫌子とは反対に、嬉しさや高揚感、安心感などのポジティブな感情が生まれ、全体的な活動レベルも高まることです。 ただし、これらもあくまで副作用です。成果につながる標的行動が強化されて初めて意味がある話です。
(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる!リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.204)
【引用おわり】
好子によって生み出される情動は、ポジティブなものである。うれしさ、自信といった感情である。望ましい行動が好子によって強化される。その行動が増えるのである。そうして、自信といった感情が副作用となって生み出される。
今日(きょう)は 令和(れいわ)6年11月1日 金曜日(きんようび)。
11月は 旧暦(きゅうれき)で 「霜月(しもつき)」と 言(い)います。
文字通(もじどお)り 霜(しも)が降(ふ)る月(つき)です。
気温(きおん)が 下(さ)がって 霜(しも)が降(ふ)りやすい月(つき)です。
だんだん 寒(さむ)くなってきます。
さて 明日(あす)からは 3連休(れんきゅう)でます。
カレーが好きだから、カレーを注文する行動が原因とは言えない。カレーを注文すると、カレーが食べられる。それがカレーを注文する原因なのだ。そうした内容について、島宗リーダー本による第399回目の引用である。
【引用はじめ】
「カレーが好きだ」という "気持ち" は好子ではありません。カレーを注文し、食べた後に出現する、注文とはまた別の行動なのです。
「カレーが好きだ」と言うことで、「私も!」という賛同が得られて強化されるかもしれませんし、「じゃぁ、作ってあげるね」と展開し、カレーが食べられることで強化されているかもしれません。お客さんにカレーをたくさん注文してもらうためには(顧客の購買行動を増やすためには)、お客さんに「カレーが好きだ」と言ってもらう前に、まず注文行動を強化する好子を見つけ、提供することが肝心です。つまり、辛さやスパイス、具やトッピングなどを工夫するということです。
感情が行動の原因であると誤解したままだと、このように増やしたい行動を増やすのに必要な要因(味や食感など)から注意がそれてしまいます。
(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる!リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.204)
【引用おわり】
カレーが好きだからといって、カレーを注文する行動が増えるわけでない。カレーが好きという気持ちでは、カレーの注文を増やすことにはならない。カレーの注文を増やす好子を探すのが一番だ。辛さ、香り、舌ざわり、トッピングといった好子が、カレーの注文を増やすのである。