ポジティブな行動マネジメントを学んだからといって、最初からうまくいくとは限らない。知識だけでは実践につながらないからである。短兵急に物事をとらえても、簡単にはいかない。そうした内容について、島宗リーダー本による第410回目の引用である。
【引用はじめ】
「褒めたのに何も変わりません」「ポジティブなフィードバックをしたのに業績が上がりません」「指示を明確にしたのに部下は混乱したままです」とかという、話があります。
それをどう乗り越えればよいか。最初から100%うまくいくことは少なくて、それが正解です。
ポジティブな行動マネジメントは、こうすればうまくいきますよという「ハウツー」ではありません。このように進めれば、うまくいく手続きを見つけられますよという、「ハウツーを発見するための方法論」なのです。
(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる!リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.210)
【引用おわり】
ポジティブな行動マネジメントを職場において、実践してみる。しかし、思いどおりにはいかない。なんだうまくいかないじゃないかとあきらめてしまう。しかし、そのときの失敗から学ぶこともおおい。失敗の原因をABC分析によって明らかにする。そこから新たな実践を試みるのである。
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