マニュアルがうまく活用される手立てをどうすればいいか。仕事のしかたがわかりやすく書かれていて、それをやれば仕事もうまくいくようにすればいい。そうした内容について、島宗リーダー本による第422回目の引用である。
【引用はじめ】
無印良品では、まず、わかりやすいマニュアルを作成する方法を定式化することで、マニュアルに従った行動が確実に強化されるようにしています。ルールをわかりやすく明記し、良い例と悪い例を具体的に示すことで、マニュアルを使う行動の強化を高めているのです。
次に、現場の仕事の変化にあわせ、できるだけリアルタイムでマニュアルを更新する行動を、更新する機会の確保とその承認という随伴性で実現しています。
マニュアルを使って自発性を高めるという逆転の発想です。
(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる!リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.222~p.223)
【引用おわり】
現場の仕事はその状況によって、変化する。それに応じてマニュアルも変える必要がある。マニュアルも柔軟に更新できるようにしなければ、活用されなくなる。マニュアルが定期的に更新できるものでなければならない。
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