本ブログでは、行動分析学に基づくポジティブな行動マネジメントについて紹介してきた。この特徴は「ホワイ」と「ハウツー」が区別されているところにある。そのため、個別の問題に適合しやすいところに強みがある。そうした内容について、島宗リーダー本による第417回目の引用である。
【引用はじめ】
科学では「ホワイ」(Why)と「ハウツー」(How to)を区別します。
世界中どこに行っても成立するグローバルな法則(ホワイ)と、現地の条件にあわせてローカライズすべき変数とをしっかり区別し、そこから効果的な介入(ハウツー)をデータにもとづいて組み立てる方法論が確立している点が、行動分析学という行動の科学をフレームワークに持つポジティブな行動マネジメントの強みであり、特徴なのです。
(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる!リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.216)
【引用おわり】
ポジティブな行動マネジメントは、普遍的な原理原則を、個々の組織に即した問題解決にせまれるよう応用しやすい。定量データを重視して、実情に合うように改変しやすくするのがこの方法論である。
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