部下に対して、上司が命令や指示などで強制すると、反発にあうことがある。それはなぜだろう。反発したりすると、上司の行動が変わるからである。そうした内容について、島宗リーダー本による第407回目の引用である。
【引用はじめ】
人は、誰か他の人から何かするように強制されると、それ以外の行動をしたり、サボタージュする傾向があります。これはカウンターコントロールと呼ばれる現象です。 公式にすると左図のようになります。
上図のABC分析から推察されるように、反発も学習のたまものです。これまでに無理無謀な命令をされたときに、反発することで、命令が覆ったり、命令した人が困った表情をすることで強化されてきた行動パターンです。
(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる!リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.208)
【引用おわり】
部下の反発は、上司の命令や指示といった強制に対するカウンターである。そのカウンターによって、上司もひるんだりして上司の命令など覆ったりする。反発する行動もそうした学習によるものである。
0 件のコメント:
コメントを投稿