仕事が思うようにうまくいかない。それはなぜか。マニュアルどおりにやっているんだ。マニュアルが良くないからだ。そう思ってしまう。そうした内容について、島宗リーダー本による第420回目の引用である。
【引用はじめ】
マニュアルはそこに書いてあることが役に立たなければ読まれず、使われなくなります。
仕事がうまくいかないことをマニュアルのせいにしてしまうこともあります。「マニュアルに書いてあったからそうしました」と言い訳に使われるような場合です。
実情にあわせてマニュアルを改訂する行動が実行される機会や権限がなかったり、そういう行動が実行されても消去されたり(提言が無視されたり)、弱化されたり(「マニュアル通りにすればいいんだよ!」と叱られたり)する職場なら、こうなってしまっても仕方ありません。
(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる!リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.221~p.222)
【引用おわり】
職場に合わないマニュアルであれば、役立たないマニュアルになっている。マニュアルが適宜改訂されないままになっている場合がある。これでは仕事にも影響する。マニュアルについて、十分理解せず無理解からマニュアルが悪いとしていることもあるから要注意である。
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