行動を変えようとするならば、随伴性を変えなければならない。気持ちでは決して変わらない。気持ちは行動の原因にはなりえないのである。そうした内容について、島宗リーダー本による第401回目の引用である。
【引用はじめ】
標的行動と無関係に好子が出現すれば、標的行動は実行されなくなり(消去)、「仕事もできないのに、自信たっぷり」といったポジティブな感情だけが生まれます。こうした部下に手を焼いている方は、随伴性がこのような状態になっていないかどうか確認してみましょう。
ポジティブな行動マネジメントでは "気持ち" にも配慮しますが、それは気持ちを変えることで行動を変えようとしているからではありません。行動は気持ちでは変わりません。
(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる!リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.205)
【引用おわり】
感情は行動の原因でないので、行動を変えるには随伴性変えなければならない。行動の直後に好子が出現するなどが必要である。感情はあくまでも随伴性の副作用だ。
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