ポジィティブな行動マネジメントのあり方について、ずっと紹介してきた。あらためて、「ポジティブ」ってなんだということである。ポジティブには、4つの意味が含まれている。その1つ目が次のとおりである。そうした内容について、島宗リーダー本による第424回目の引用である。
【引用はじめ】
本ブログでご紹介したポジティブな行動マネジメントの "ポジティブ" にはいくつかの意味が含まれています。
1つ目は、部下への期待の行動化と焦点化です。
個人攻撃の罠にはまっているうちは、「あいつは~をしない」や「あの人は~ができない」など、部下のマイナス面ばかりが目についてしまいがちです。
部下への期待を「~する」という具体的な行動として書き出すと、部下のプラス面に気づきやすくなります。
(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる!リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.225)
【引用おわり】
ポジィティブな行動マネジメントを実施するにあたって、1番目にやるべきことは、「部下に期待する行動の焦点化」である。部下のできないことばかりに注目するのでなく、こうすればできるんじゃないかといったことを見出す努力だ。あるべき行動を明確にして、それに焦点を合わせるようにすることである。
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