マニュアルが役立っていない。マニュアルに書いてあることをやってもうまくいかない。そうなれば、マニュアルを当てにしなくなる。そうした内容について、島宗リーダー本による第421回目の引用である。
【引用はじめ】
マニュアルはそこに書いてあることが役に立たなければ読まれず、使われなくなります。
マニュアルとは、そこに書かれている指示に従った行動が実行されなくてはならない一方で、うまくいかないときには指示そのものを変える行動が実行され、強化される環境を整えないと機能しづらい先行事象です。
ところが、このことを理解し、うまく運用できているケースはまれです。
(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる!リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.222)
【引用おわり】
マニュアルが活用されるためには、マニュアルの指示どおりやったらうまくいったりする場合である。実際の行動に役立つことがわかれば、マニュアルも活用される。そうしたマニュアルにする必要がある。行動を変えられるようなマニュアルにすることである。
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