部下の自主性を高めるために、リーダーはどう行動すればよいか。部下がリーダーが求める成果を上げられるよう適切な支援することである。そうした内容について、島宗リーダー本による第403回目の引用である。
【引用はじめ】
自主性を重んじると仕事が遅くなりませんか?自主性は、先行事象をできるだけ減らし、後続事象をできるだけ増やせば伸ばせます。
リーダーに求められるのは、成果のコミュニケーションを行い、期待する業績を明確に伝え、それを達成するのに必要な標的行動を強化することです。
部下が目指す目標に向かって確実に進めるように、針路を示し、業績指標と行動指標をコンパスに使って、フィードバックを与え続けるのです。同時に、そのための権限や予算などの資源も確保し、実行に必要な環境を整えます。
こうすることで、部下の行動の強化率を上げ、目標達成までのスピードを上げられます。
(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる!リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.206)
【引用おわり】
部下に標的行動が確実に進められようにすれば、自主性も身につく。部下が成果を上げられるよう行動指標を示し、強化していくのである。こうした積み重ねにより自主性の向上を図るのである。
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