2024年11月30日土曜日

島宗リーダー本428「現実的なアプローチにも様々なハードルあり」

 ポジティブな行動マネジメントの「ポジティブ」とは何か。その意味は、1つ目が「標的目標の行動化と焦点化」、2つ目が「継続させる方法」、3つ目が「組織の成長」、4つ目が「組織の中の雰囲気」です。それを導入したら、魔法のように完璧にうまくいくとは限らない。そうした内容について、島宗リーダー本による第428回目の引用である。

【引用はじめ】

 本ブログで紹介してきたポジティブな行動マネジメントは、いいことずくめなのですが、魔法ではありません。言うは易く行うは難し。導入にあたったは様々なハードルが存在します。

 残念ながら、ポジティブな行動マネジメントの "ポジティブ" に "楽観的" という意味はないのです。むしろ、とても現実的なアプローチです。

(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる!リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.226)

【引用おわり】

 問題行動に対して、ポジィティブな行動マネジメントを導入するにしても、現状に合わせる必要がある。公式をその実情に即して適切に合ったものにしなければならない。そこが、難しいところである。

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