望ましい行動を繰り返し、継続するためにはどうするか。我々には大きな課題である。そのためには、行動した直後の結果がどうなっているかに注目することである。そのことに関する、石田本による第123回目の引用である。
【引用はじめ】
行動が最も継続しやすいのは「PST」であり、それに準ずるのが「NST」である。 「PST」
- ポジティブ(Positive)
- 即時(Sokuji)
- 確か(Tashika)
「NST」
- ネガティブ(Negative)
- 即時(Sokuji)
- 確か(Tashika)
逆に、最も継続しにくいのは「PAF」と「NAF」である。
「PAF」
- ポジティブ(Positive)
- 後(Ato)
- 不確実(Fukakujitsu)
「NAF」
- ネガティブ(Negative)
- 後(Ato)
- 不確実(Fukakujitsu)
以上をまとめると、最も効果の高い「PST」「NST」とは結果がすぐに確実に得られるもの。最も弱い「PAF」「NAF」とは、結果が出るまでに時間がかかり、なおかつ結果が確実に得られるかどうか分からないものだ。
(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.144~p.145 2007年 ダイヤモンド社刊)
【引用おわり】
行動の直後にどんな結果が生ずるかそれを明らかにすることで、行動を繰り返すかどうかが分かるやり方がある。それが、PST分析などのツールである。このツールを私たちの行動に応用してみるのがいい。
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