部下の理不尽な不平不満を解消したい。それに対して、いちいち相手にしていたら問題が生ずるばかりだ。上司は毅然として対応をとるべきだ。それには、叱責でなく、適切なあり方を指導することである。そのことに関する、石田本による第117回目の引用である。
【引用はじめ】
常に文句を言っている人に対して、その都度、取り合うのは生産的でない。無視するのではなく、その行動は問題だとはっきり言う。あなたにとっても自分にとっても無益だから、いくら注意を喚起しても対処するつもりはない、ということも説明しよう。
ポジティブな発言が出たときは、必ずリインフォース(強化)する。パフォーマーが良くない習慣をなくしたら、その行動が完全に消滅するかどうかはあなた自身にかかっている。
(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.138 2007年 ダイヤモンド社刊)
【引用おわり】
今まで、不平ばっかりだった部下に、上司がしっかりあるべき行動を教えた。部下がそうした行動ができたら、適時適切にリインフォース(強化)するのである。
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