特定の場面において、適切な行動を促すために使われる。
プロンプトは徐々に減らすことで、プロントなしで適切な行動ができるようにするのがねらいである。
その手法を、舞田氏は「フェイディング」と呼び、次のように述べる。
舞田氏による著書の紹介は第86回目である。
【引用はじめ】
プロンプトは、行動を促す補助刺激である。
プロンプトは徐々にフェイドアウトして、最終的にはプロンプトがなくとも適切な行動が起こるようにする。
それが、フェイディングである。
適切な行動ができたら、強化するのである。
(舞田竜宣 + 杉山尚子著「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」 p.207~p.208、2008年、日本経済新聞出版社刊)
【引用おわり】
「おはよう」という朝の挨拶ができない障がいのある子に対して、言語プロンプトを使う支援がある。
支援者側が「おはよう」と言ったら、それを子どもが繰り返すようにする。
それができたら、支援者が「おは」と言って、子どもが「おはよう」と言うようにする。
さらに、「お」だけで、「おはよう」と言えるようにする。
そして、朝、支援者と顔合わせると、子どもが「おはよう」と言えるようにするのだ。
徐々に「おはよう」という言葉を「フェイディング」するのだ。
「おはよう」という朝の挨拶ができない障がいのある子に対して、言語プロンプトを使う支援がある。
支援者側が「おはよう」と言ったら、それを子どもが繰り返すようにする。
それができたら、支援者が「おは」と言って、子どもが「おはよう」と言うようにする。
さらに、「お」だけで、「おはよう」と言えるようにする。
そして、朝、支援者と顔合わせると、子どもが「おはよう」と言えるようにするのだ。
徐々に「おはよう」という言葉を「フェイディング」するのだ。
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