抵抗感の弱いプロンプト

　プロンプトとは行動に先行して与える刺激のことである。
　特定の場面において、適切な行動を促すために使われる。
　プロンプトには４つの種類がある。
　舞田氏は、「抵抗感の弱いプロンプト」について、次のように述べる。　
　舞田氏による著書の紹介は第８５回目である。

 【引用はじめ】

　４つのプロンプトのうち、言語プロンプトが最も相手の抵抗感が弱い。抵抗感が弱いプロンプトのほうが望ましい。 　


（舞田竜宣 + 杉山尚子著「行動分析学マネジメント　人と組織を変える方法論」 p.207、2008年、日本経済新聞出版社刊）  

 

　【引用おわり】

　プロンプトで抵抗感が強い順に並べると次のようになる。

　身体プロンプト＞モデルプロンプト＞身振りプロンプト＞言語プロンプト

　特定な行動がどのレベルあるかよく見極めてプロンプトを工夫することである。