ただ、それだけでは、行動の真の理解と改善にはならない。
やはり、行動に先行する出来事も分析する必要がある。
それについて、舞田氏は、「先行刺激が行動を制御する」とケースを、次のように述べる。
舞田氏による著書の紹介は第75回目である。
【引用はじめ】
運転中に信号にさしかかると、青であればそのままアクセルを踏み続けるし、赤であれば、ブレーキに踏み替える。
信号の色によって、アクセルを踏むか、ブレーキを踏むかが決まってくる。
「おはよう」という朝の挨拶は、相手が同僚か、部下か、上司か、お客様かによって、変わってくる。
同僚や部下には「おはよう」で済むが、上司やお客様には「おはようございます」と言うだろう。
行動は直後の結果によってだけ左右されるわけでなく、行動に先立つ先行刺激が行動を制御することもある。
これを行動が刺激制御されているという。
(舞田竜宣 + 杉山尚子著「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」 p.188~p.189、2008年、日本経済新聞出版社刊)
【引用おわり】
以上のように、行動に先立つ出来事が行動を制御する場合もある。
先行刺激も考慮する必要がある。
それによって、行動の真の理解がつながる。また、行動の改善にもつながる。
以上のように、行動に先立つ出来事が行動を制御する場合もある。
先行刺激も考慮する必要がある。
それによって、行動の真の理解がつながる。また、行動の改善にもつながる。
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