それについて、舞田氏は、「適切なタイミングで行動ができない」ことを、次のように述べる。
舞田氏による著書の紹介は第81回目である。
【引用はじめ】
行動が満足のいく頻度や強度で起こらないならば、強化をすればよい。
行動がまったくできなければ、まずシェイピングやチェイニングで作り上げる。
だが、行動にはまだほかの問題もある。
行動そのものができないわけではないが、適切なタイミングで、必要なときにできない場合だ。
タイミングよくその行動が起こせないときは、行動そのものをシェイピングする必要はない。
要は、必要なときにその行動ができるようにすることだ。
(舞田竜宣 + 杉山尚子著「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」 p.204~p.205、2008年、日本経済新聞出版社刊)
【引用おわり】
行動そのものはできても、適切なタイミングで行動が起こらない、できないとしたらどうするか。
まさしく、人前でうまく話せないといったことなどは、そうした例である。
そのためには、メモなど事前に準備することも必要になるのだ。
行動そのものはできても、適切なタイミングで行動が起こらない、できないとしたらどうするか。
まさしく、人前でうまく話せないといったことなどは、そうした例である。
そのためには、メモなど事前に準備することも必要になるのだ。
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